概要
科学都市インダストリアが所有している機帆船で、補助機関は木炭エンジン。
インダストリアの貿易局員であるダイスが船長を務め、プラスチップ島にて回収したプラスチップの運搬や交易を主任務としており、その為作業用に複数のロボノイドや小型ボートを搭載している。
作中では重要な立ち位置にあり、コナンとジムシィが初めてインダストリアに向かったのはこの船。
ダイスのインダストリアに対する反乱後はダイス一党の所有物となり、一時インダストリアに拿捕されたがハイハーパーに初めて向かった際にも使用された。
当初はダイスの他に二十人程度の乗組員がいたが、上記離反時には水夫長のドンゴロスと水夫のパスコ、コックのグッチそしてジムシィの五人で脱出している。
他のモブ水夫達がどうなったのかはともかく(最終回で再び再登場している)、少数でも運用できる船である事が分かる。
一方、以前にラナを攫った事で当の住民には警戒されており、再来するや否や、漁師ガルによる問答無用の爆撃で船底を壊され座礁。
当然ながら航行は不可能になるが、その後ハイハーバーを襲った大津波により陸地に揚がり、平和が訪れた後の一年間で修復が完了。のこされ島への移民を乗せる交易船として再スタートを切った。
原作「残された人々」ではダイスがインダストリアの貿易船でハイハーバーに来ており、これがアニメのバラクーダ号の原型と思われるが詳細な設定は不明。