概要
軍事大国ヘルマンの皇子であるパットン・ミスナルジを赤子の頃からずっと陰謀による暗殺から護衛しつつ育ててきたのが伝説の黒髪のカラーでもあるハンティ・カラー。パットンが失脚し祖国へルマンから逃げるハメになってもハンティはずっとそばにいた。
公式でも膨大になりすぎた全ての設定を一度公開しようというコンセプトで作られた鬼畜王ランスから「乳母で護衛役で親代わりで姉で恋人」というとっても複雑な関係だった。
人間の男性とカラー(エルフに見た目は似ている女性のみの長寿の種族)という人間×人外のCP。
元が男性向けエロゲではあるのだが、ハンティは長年一切エロシーンがなかった(最終作のランス10でやっと脱いだ)という珍しいキャラでもある。
ランス3では
登場作。玉座で女の子はべらせてエロイ事をしていた馬鹿皇子であったパットンだが、作中の終盤ノスに裏切られ始末されようとするところを抵抗するが助けに入ったハンティ共々力尽きる寸前に「…ハンティ、お前だけでも逃げろ」と彼女だけを逃がそうとしている。結局一か八かでハンティがパットンも連れて瞬間移動を行った為、二人とも無事に逃げのびた。
なぐりまくりたわぁでは
パットンを主役にしたミニゲーム。(アリスの館2に収録)再起を図るため修行するパットンが舞台に選んだのはMランドにある「なぐりまくりたわぁ」というアトラクションだった。クリア後ご褒美として女の子とエロイ事をする寸前にハンティに見つかり涙交じりの電撃を食らうことになる。
ランス4では
パットンは不在だが、作中終盤親友のフリークとヒューバートのピンチにハンティが登場し、最強と言われた闘将のディオを異形の真の姿となって倒した。その後フリークとヒューバートにパットンの無事を伝え彼の元に連れて行く。
にせなぐりまくりたわぁでは
なぐりまくりたわぁの実質の続編。(アリスの館3に収録)今度は森の中のわけのわからない塔を攻略することになる。100Fまで行くと謎の敵が出てくるが、実はパットンを鍛えるためにハンティとヒューバートが変装した姿だった。ご褒美と言われていた「ユウジョノアカシ」は「遊女の証」ではなく「友情の証」だったというオチ。
鬼畜王ランスでは
全ての設定を一度公開するといわれただけあって、今まで判明していなかったことが色々とわかる。パットンは皇帝にはなりたいとは思ってるが一生結婚しないつもり(理由がハンティに傍にいてもらうため)とか、パットンが仲間にならなかったり戦死したりするとハンティはひっそりと姿を消すとか、お互いが同じ部隊だと双方共にパワーアップする隠し要素があったり等さすが恋人同士という描写があちこちにある。
ランス6では
パットンは初期に仲間になるが、ハンティが出てくるのは終盤のイベントのみ。様子を見に来たハンティをランスが目ざとく見つけ美人だやりたいぞ、となるがパットンが口説くのはいいが無茶はやめてくれ、俺にもとばっちりが来ると忠告している。
ランス9では
ハンティがカラーはカラーでもドラゴンカラーという今では彼女しかいない生き残りと判明。同時に寿命が全くない(既に4000年近く生きてる)こともわかる。この作品で長年の親友であったフリークを亡くすのだが、フリークの最後の遺言が「パットンとの子を産め」で2周目限定イベントである「黒髪の真実」では「多分卵だと思うけど子供を産んでもいい」という趣旨の発言をしている。
パットンはヘルマン革命に成功し皇帝となったがたった3分で王政を廃止、エンディングでは共に(聖魔教団の遺産確認及びフリークの頼まれた遺言である現存する闘神を全て破壊するための)旅に出ている。
ランス10では(最新作ネタバレ注意)
ランス9から続いて二人で旅に出ていたが、ゲーム内でも彼らが現存する闘神を連れてこないと正史であるAエンドにたどりつけないという二人揃って重要キャラ。
一部のキャラを除いてランスを含むほとんどが実質的に恋人だと認識してる模様。
ハンティの食券イベントで額のクリスタルが赤なのを見たランスがお前らまだやってないのかとハッパをかけに来るが、処女を失ってもドラゴンカラーの特性上色は変わらないだろうし経緯が複雑で自分は一緒にいれるだけでいい、多分子供が欲しくなるまではやらないだろうなとパットンが答えている。
もっとも、第二部では息子のヒーローが生まれてるため、一部終了~二部開始までにはそういう関係になったと思われる。