パンダチーズ
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ぱんだちーず
エジプトの乳製品販売会社アラブ・デイリーが発売するチーズブランド。或いはそのテレビCMを指す語としても用いられる。
♪Just you know Sumally…♪(概要)
肝心のCMは2010年から放送され、パンダチーズを薦められた人が何らかの理由で拒否した瞬間、バディ・ホリーが歌う「True Love Ways」の♪Just you know why…♪というサビの部分と共にパンダ(通称:鬼畜パンダ)が登場。
拒否した人をじっと見つめた後、その外見からは想像もつかない程の鬼畜染みた制裁(暴力、破壊行為を伴う)を加える。
…と言う内容。
その奇抜なCMがネットなどで話題を呼んだ。
その結果、このCMは同年のカンヌライオンズで銀賞を受賞している。
以降もアラブ・デイリー社のCMは作られておりパンダの着ぐるみも相変わらず登場しているが、2010年のような毒っ気はなくなった普通のものになっている。
♪Just you know Sanctions…♪(パンダが行った制裁一覧)
ネット上に上がっているものでは全7種類が確認されている。
オフィス編
- オフィスでクリームチーズを塗ったパンを他の社員に勧める男性。勧められた社員は「腹減ってない」と言うと、パンダ登場。
- デスクの書類などをなぎ払い、モニターを投げ飛ばし、キーボードをデスクに叩きつけて破壊するのだった。
ピザの厨房編
- ピザ職人が調理中に買い物から帰ってきた従業員からパンダチーズを渡されたが「注文はチーズ抜きだぞ」と言った瞬間目の前に登場。パンダに対して帰るように促す職人。
- その直後、パンダはピザソースの入った瓶をテーブルの上にぶちまけ、テーブルを叩きつける。その行動の一部始終は、防犯カメラに映っていた。
病院編
- 病院の病室で、看護師が持ってきたクリームチーズを患者に出すのだが、患者は食欲がなかったのかもしれないのだが「食べたくない」と言う。
- するとパンダ登場。テレビを倒し、患者に投与されていた点滴のチューブを抜いてしまう。
スーパーマーケット編①
- スーパーマーケットでパンダチーズを買おうと提案する子供に「食糧は十分あるから」と父親が断る。
- するとパンダが登場。商品の入った買い物かごを台車ごと横倒しにし、さらにかごからこぼれた品をジャンプして踏み潰す始末。
スーパーマーケット編②
- 再び舞台はスーパーマーケットで、パンダチーズを買おうと子供が提案するとパンダが登場。
- 無言の圧力にやられた父親は「一個ならいいぞ」とパンダチーズをかごに入れる。しかしパンダはそれでも圧力をかけてくる。
- 父親は「もう一個取ってこい」と二個目をかごに入れて、制裁は免れた。
誕生日会編
- どこかの家庭で開かれた誕生日会。料理にパンダチーズがなかったことを妻が指摘すると、夫が「こんなに食べ物はあるんだからいらないだろう」と答える。
- するとバースデーソングの直後に拍手をしながらパンダ登場。ろうそくに火が点いたままの誕生日ケーキを取り上げ、パイ投げの如く壁に叩きつけた。
公園編
- 公園でボール遊びをするある家族。妻が「子供達とパンダチーズのサンドウィッチはどう?」と聞くと、子供とボール遊びをしていた夫は「今はいいよ」と断る。
- すると投げたサッカーボールをキャッチして現れるパンダ。ボールの空気を抜き、投げ捨てるだけにとどまらず、夫の肩をふてぶてしく払ったあと家族の乗ってきた車のフロントガラスをバールで叩き割るのだった。
♪Just you know Conclusion…♪(要は)
「NEVER SAY NO TO PANDA.(パンダには逆らうな)」(CMより)
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