概要
正式社名は「株式会社ビッグ・クラブ」。1989年に『神武伝承』(ウルフ・チームがPC-8801で発売したアクションゲーム『YAKSA』の世界観を元にした3Dシューティングゲーム)でゲーム業界に参入。自社製(一部日本ソフト販売名義)のPCエンジン周辺機器である『バトルタップ』や『バトルパッド』(この両機器が同梱された『バトルセット』も存在する)も販売していた。
日本物産のアーケードゲーム作品『アームドF』のPCエンジン版の開発も手掛けていた(当初この作品は1989年3月発売予定で、同社のゲーム業界参入第1弾作品になる予定だったが発売延期になった)が、発売する直前に倒産した(『アームドF』は販売メーカーをパック・イン・ビデオに変更して1990年3月23日に発売された)。
発売したソフト
- 神武伝承(1989年6月28日、PCエンジン) -一部文献では『神武伝承YAKSA』との表記あり。
- ロック・オン(1989年8月25日、PCエンジン)
余談
- ゲーム雑誌に掲載されていた『神武伝承』の広告では「ビッグ・クラブメンバー」名義の会員募集を行っていたが、会員の細かい活動内容については明記されていなかった。
- 東京都中央区に本社を置く「日本ソフト販売株式会社」が存在するが、1995年創業の為ビッグ・クラブの別名義である日本ソフト販売との関連性は無い。