ピコ・アルティドール
ぴこあるてぃどーる
地球連邦軍アグレッサー部隊『レイヴン』の隊長として部隊を纏める大尉。
モビルスーツパイロットとしてのみならず白兵戦や情報分析など各方面に通じる多彩なスキルを身に付けたクール・ビューティー。『アクロス・ザ・スカイ』『ラスト・サン』のエピソードにおけるキーパーソンの一人。
模擬戦の仮想敵としてガンダムデルタカイの運用試験に従事していた際、デルタカイに搭載された『n_i_t_r_o』の性能と危険性を目の当たりにした事を契機に、n_i_t_r_oの裏に潜む陰謀に気付くと部隊諸共に軍への叛逆を計画。
U.C.0094年にデルタカイの地上運用が行われていた連邦軍マリアナ基地のモビルスーツ部隊との模擬戦の只中でデルタカイ強奪を図り行動を開始、その際にデルタカイのテスト・パイロットであったイング・リュードの協力を得てn_i_t_r_oの破壊を目的に各地を転戦した。
オーストラリア大陸『デビルズ・ネスト』に旧ティターンズのn_i_t_r_o搭載機が収容されている事を突き止めると、ジオン残党軍『袖付き』、マリアナ基地の部隊を再編した特務部隊『フレズベルク』と共闘し、イングという犠牲を払いながらも同拠点を壊滅させる。その後はフレズベルグ隊と共に宇宙へ進出。約二年の潜伏を経てU.C.0096年に黒幕ことロック・ホーカーの存在を掴むとロックと敵対するアンヴァル・メイルメルの混成部隊側に加勢。ロックの擁するナイトロ隊を撃破し、一連の事件に終止符を打った。
彼女搭乗機や僚機はいずれも『レイヴン(ワタリガラス)』の部隊名が示す通り、黒色を主体としたパーソナルカラーで纏められている。
ただしデルタカイとの模擬戦時に使用したデルタプラスに関してはその限りではなく、このデルタプラスはその後リディ・マーセナスの機体としてネェル・アーガマへ配備されている(後に搭乗した黒い機体がリディ機と同一機か否かは不明)。