CV:小倉唯
人物
ぬいぐるみの神。和風の着物に身を包んだ猫のような姿のジャリキシン。
あのビューガ同様に親方を持っている為、ジャリキシンでありながらスモードを持つ。
ゴウリキシンとしての本来の姿は赤髪で着物の色は黒だった。
「~にゃ!」が口癖で、スモード状態でも手のひらからジャアクパワーを放って攻撃できる。
亜山ルナの出演するクイズ番組にて、回答者の1人である親方と思われる少年、在間ジロウにジェスチャーで回答を教えていたように思われ、それをナベキチによって阻止される。
しかし、ジロウは優勝し、その後ゴウテツ達はジロウを問いただすが彼は見む気もしなかった。
というか、ゴウテツ達が見えていなかった…
一体なぜ…?
実は、彼女の真の親方は司会である亜山ルナであった。
ルナ本人はクイズ番組の段取りが苦手であった為、その段取りをジェスチャーで教えていただけだった。
ルナが彼女の親方と知ったススムは失神してしまい、さらに怒りを表したリグルガングとカミズモウに発展する。
カミズモード時の姿は花魁のような姿で、その見た目からは想像も出来ない程素早い身のこなしにより、リグルガングの攻撃をかわしていき、彼の決め技のジェットパンチも攻略した。
しかし、とっておきを出そうとした瞬間、ルナが太鼓の叩き過ぎにより腕が疲れたと言って試合を辞退した。
カミズモウ大会編では予選リーグにてススムチームと戦う事となる。ルナのとっておきとして色仕掛けと賄賂(サイン入りのアルバム、楽屋に入れるバックステージパス、デート)を持ち掛けてナベオとナベコを倒すも、ナベキチ戦での戦いではススムの純粋な想いから未遂に終わった。
そして、ルナの真意の下、ついに真のとっておきである禁断の力にして真の姿「バーサーカー」を解放した。
真の姿と言うだけあり、普段の花魁のような姿とはケタ違いのスピード・パワーでナベキチを圧倒、そして決め技「グランピィネイル」で勝利した。
決勝にて
再び交える海征チームとの戦いにて、ついに真の目的を告白したルナの為に諦めずにピコッタ、リグルガングに勝利。
そして最終戦であるザンギエンとのカミズモウにて「おめでたい奴」と言われた。それは"姉の為に戦うルナ"と"ルナの為に戦うピュアモンスーン"が「おめでたいくらい優しい」という事。
かつてジャリキシンとしての道を進んでいたザンギエンは「力に溺れていた」と言ったのに対し、ピュアモンスーンは…
ザンギエン「力に溺れる事無く、親方の為に戦っている」
ザンギエン「誰かの為に戦う事の出来るお前たちは、優しい奴らだ!」
海征「そうだな、そんな優しい奴らには…」
海征・ザンギエン「ジャークパワーは似合わない!」
その言葉に、心が動いたのか、ザンギエンの決め技「閃光大輪斬」を食らい敗北した。
そして、自分の力で「スーパーエターナルアイドル」への道を進むことを決意したルナを見て、彼女自身もジャークパワーを捨て、元のゴウリキシンへと戻った。「すっきりした。」と笑顔を見せた彼女を見てその場にいたルナは笑い上戸となり、海征とザンギエンも試合中の厳しい態度と正反対の穏やかな笑顔を見せた。その和やかな雰囲気に客席のダイやススム、リンも安堵の表情を浮かべていた。
ピュアモンスーン(バーサーカー)
ピュアモンスーンの禁断の力にして真の姿。
グレードアップとは異なり、体に色の変化やパーツの追加が起きるのではなく、既存の色味や姿をそのままに変形する。
変形手順は次の通り。(ナナメ字は、アニメで見せてなかった手順。)
1.帯状のリミッターや前掛けなど、腰に当たるアーマーが回転し前後逆転する。
2.両腕が解放され、通常形態以上に鋭い巨大な駒爪が展開する。
3.元の帯だったアーマーが翼状に変形。
4.顔が回転して、仮面をつけたような出立ちになる。
人間体
24話にて登場。ヒバァーナのキャンディーを舐めて変身した姿。
ヘソ出しルックに身を包んだショートヘアーの少女の姿をしており、その見た目から他のゴウリキシンの人間体より一番若い。
この姿でダイ達の前に現れた時は冗談で、ルナの妹『亜山ラン』と名乗った。(ススムとリグルガングは本気にしていたが、ザンギエンとナベキチは出で立ちからピュアモンスーン本人と気付き訂正した)
楽曲
I'mWithYou
ピュアモンスーンのメイン楽曲で作中ではルナの曲としても流れている。
アーケード版での、ピュアモンスーンの戦闘用楽曲。アイカツシリーズとのコラボ楽曲として第2弾にて登場。
ナニモカモ
ゴウリキシンとしてのピュアモンスーンのメイン楽曲であると思われる。
バーサーカー時
闇を壊して
亜山ルナこと堀越せなによる、ピュアモンスーン・バーサーカー時のメイン楽曲。この曲には前述の亜山ルナver.と、ピュアモンスーンこと小倉唯によるピュアモンスーンver.の2種類が存在する。
アニメでは、バトルテーマで亜山ルナver.、EDでピュアモンスーンver.が披露された。
アーケード版でも、もちろん2種類ともカードに実装されているが、ピュアモンスーンver.の収録カードは第3弾のカードが出揃った現在も、第2弾で出た1種類しかない。そのためか、ピュアモンスーンver.はバンダイ公式では激レア扱いとなっている。
(アニメでも、亜山ルナver.の方の第2弾URイラストが使われた。)
決め技
ハウリングトーン
口から冷気の竜巻を合わせた音波を発生させ、相手を凍らせて上空に蹴飛ばし爆発を起こす。
バーサーカー時
グランピィネイル
凄まじい速さを以って、巨大な爪で相手を何度も切り裂く。