概要
黒井津燈香が考案し、佐田巻始と峰円小春が開発した変身ブレスで、怪人または人間がスーツを着装して運用する新型怪人。
但し、その性質上怪人と言うよりはパワードスーツに近い。
尚、変身ブレスはスーツの装着完了後、ベルトのバックルとして腰に移動する。
本来はウルフ・ベートが運用する予定であったが、既に連戦でボロボロ状態の為、代わりに黒井津が使用した。
全体的な姿は黒やピンクを基調とした悪役チックながらも煽情的なものであり、背中には紫の半透明なマントを着用している。
その一方、今までの怪人とは違う鋭角的でハイディティールな姿はどこかヒロイックでもあり、特撮作品ではお馴染みのダークヒーローの印象が強い。
但し、この姿はあくまでも黒井津の体形に合わせて構築された姿であり、装着者によって姿は変わる模様。
その名前は、秘密結社アガスティアの宿敵・剣神ブレイダーを意識したものであることは、言うまでもないだろう。
武器は剣型の「ブラックブレイド」で、劇中ではそれにメギストスの冷気も纏った強化斬撃を繰り出している。
外資系悪の組織「ゼットアーク」の幹部・ゼットアハトが仕掛けてきた全面戦争の最中、ほぼ急場しのぎの形で完成され、ブレイダーと共にアハトの撃破に成功したものの、未完成同然だったせいで、変身解除プログラムが実装されておらず、そのせいで黒井津はスーツのアップデートまでの間、変身したままの姿で私生活を送る羽目になった。
関連タグ
仮面ライダーブラック:変身シーンがもろにこれのオマージュになっている。