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CV:寺島拓篤


人物編集

22歳。日々悪の組織と戦う正義のヒーロー。

普段は弁当屋アラジン弁当」のアルバイト店員・佐田巻健司

本作の主人公・黒井津燈香とは「常連客と店員」「悪の組織の構成員と正義のヒーロー」の関係に当たるが互いに正体は知らぬまま。

コスチュームの基本カラーは赤。武器は大剣『バスターブレイド』。一応、武器が使えなくても徒手空拳で怪人を倒せる。

15話から、フォームチェンジすることで、日本刀型武器『マスターブレイド』を携えたスピード重視の『セカンドフォーム・マスターブレイダー』に変身できる(漫画版は白黒なので色は不明だが、アニメ版ではコスチュームの色が青になっている)。


女性に免疫がなく当然交際経験もゼロ。バイト中にOLに扮した黒井津の「人には言えない仕事をしている」という言葉に悶々としたり、ウルフ・ベートの全裸姿に動揺する(アニメ版では鼻血を吹いてぶっ飛んだ)など初心な反応をする。黒井津の正体に気付かないのも、女性と目が合わせられないので焦点が合わず、朧気にしか覚えてないからである。

また、怪人企画が通らずやむを得ず怪人ネスコに扮して出撃した黒井津を見て「怪人、間に合わなかったのかな」と察して同情したりしている。

相手がどんな姿であれ、怪人相手に油断せず真剣に戦っているが、諸事情によって初期の企画から激変した怪人達にツッコミを入れている。また、バイトの時間に遅れそうになると、全力を出して一気に仕留めてくる。


魔法少女ピリアマギアとは違って、世間に認可されたヒーローではなく、政府からの支援がないため、バイトとヒーロー稼業の両立に悩んでいる(つまりヒーローとしては無収入)。しかし、彼が倒した怪人が、後に認可ヒーローが太刀打ちできないほど強かった事が判明した事から、相当な実力の持ち主であると考えられる。

政府認可になれないのは、自分の現状に悩んでいるという、ある意味ヒーローに向いていない性格のせいだと作中で説明されている。一方でピリアマギアは完全に仕事と割り切っている。

更には自分が使っている変身ツールの出自は不明で、仕様を把握しておらず、剣神ブレイダーになった経緯も不明など謎が多い(直前に発動するまで、フォームチェンジ機能があることも知らなかった)。


ちなみに中の人もまた特撮番組に出演したことがある。


家族編集

大手研究所勤めの実兄・佐田巻始が1人いる。

実家暮らしではないにもかかわらず兄と同居していることや、側から聞いたら詐欺にしか聞こえないヒーローあるある(※)をそれとなく相談した際には契約書を確認しようとするなど、兄弟関係は悪くはないと思われる。

(※)「何の説明もなしに、成り行きで変身能力を与えられ、成り行きでフォームチェンジまで実装される」というもの。


だが、実はその兄は秘密結社アガスティアの怪人開発部に所属しており、弟が剣神ブレイダーである事を知らない。


また、第24話にて両親についても描写されており、父親は物事が常に正義と悪の二面性を秘めてると説き、真の正義を理解するためという名目で仕事を辞めて悪の組織に入ろうとする程の家庭人として無責任な駄目人間である(一応、養育費は払っていた)。

そのせいで両親が離婚し、健司もその事に怒っている。始も「また始まった」「親父の話は真面目に聞くな」と呆れ気味に断じていた。


奇しくも兄も父親と同じ道を辿っているが、弟に隠している事を見るに流石に後ろめたい様である(幸い、アガスティアはホワイト企業なので収入があるだけマシだが)。


関連タグ編集

怪人開発部の黒井津さん


サンレッド:敵対している悪の組織が憎めなく、相手の有様にツッコんでいるヒーロー繋がり。こちらはヒモ

また、劇中で怪人をほぼ瞬殺しているが、決して怪人が弱いわけではなく、単にヒーロー側が強過ぎるだけというのも共通。


スパイダーマン:バイトとヒーロー稼業の両立に悩むヒーロー繋がり。両立できずバイトをクビになった経験を持つが、こちらは変身能力ではなく、身体そのものが変質している。

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