ネ実の英雄「ブロントさん」と、東方Projectの登場キャラクター「比那名居天子」を組み合わせた全く新しい二次創作キャラクター。両者が「有頂天」という共通のキーワードを持つことに由来している。
天子の読み方は「てんし」だが、こちらは「ぶろんし」ではなく「ぶろんこ」と読むのが定石。
MUGEN界隈ではブロントさんと違って「さん」をつけられていないことが多いが、東方有頂天界隈では「さん付け」(あるいは「ちゃん付け」)で呼ばれることもある。
pixivタグでは表記揺れが多いが「ブロン子」が最も多い。
詳細
基本的に容姿は天子であり、ブロントさん風の銀髪で描かれることが多い。
立ち絵やイラスト、設定によっては褐色肌や尖った耳とエルヴァーンの特徴が出ていたり、腕や脚に鎧がついてよりナイトらしくなっていることもある。
服装自体は天子とほぼ同じだが、黄金の鉄の塊を意識してか帽子の桃の葉や胸のリボンは黄色(金色?)で描かれることが多い。
持っている剣は設定によって緋想の剣の場合もグラットンソードの場合もある。
詳細な設定は作品によって多種多様。
以下、キャラクターとしてブロン子が登場する様々なパターンを大まかに紹介。
ブロンティストな天子
比那名居天子本人ではあるが、ほぼ完璧にブロント語を使いこなす一級ブロンティスト。
東方有頂天に限らず、天子のキャラ付けの一種として扱われることが多い。
というか東方有頂天というジャンルが生まれるより前から発足したネタのため、東方有頂天の始祖ともいえる。
ブロントさんカラーの天子
色だけなので性格は変わっていたり変わらなかったり不定。
『東方非想天則』の選択カラーの中にもそれっぽいものが存在する(『非想天則』は、剣技「気炎万丈の剣」など公式が遊んでいる部分もある)。
上記「ブロンティストな天子」と併合されることも多いが、あくまで天子本人であるため肌の色や耳の形は変わらないことが多い。
女体化したブロントさん
何らかの理由で女性になってしまったブロントさん本人という設定。そのため口調はブロントさんそのもの。
女体化ではなくただの女装というパターンも。
動画作品では一発ネタや一話限りのネタであることが多いが、漫画作品では女体化したブロントさんがメインキャラである東方女忍蝉という作品がある。
ブロントさんと天子の娘
容姿、性格ともに両親の特徴を余すことなく受け継いだ黄金の鉄の塊でできた天人。
「ブロン子」という新キャラとして扱われており、性格付けなどは様々。
傾向としては(『東方緋想天』における)天子由来の女の子口調だが、しっかりブロント語を使っていることが多い。
子供であることを強調するために性格が幼かったり、背が低いことも。ゆえに「ブロン子ちゃん」呼び率が高め。
親子で描かれたイラストには「天ブロ一家」というタグがつけられる。
東方有頂天動画で、二人が結ばれた未来で生まれたのが彼女という設定の作品がある。
ブロントさんの妹
娘ではなく妹として扱われることもある。
こちらもブロントさんや天子と別人で「ブロン子」という個人で扱われる。
ブロントさんや天子が基本不在の、ブロン子が主人公のゲーム実況作品はこのケースが多い。ブロントさんがいないことの穴埋めのためか、口調はブロントさんそのものであることが多い。
またブロントさんの妹ということで種族が一緒のため、大抵の場合は褐色肌と尖った耳がついている。
この設定の場合クラエア姉やカイ使いの弟はそもそも存在しないことが多いが、両方とも登場する場合はブロン子が末っ子にされることもある。
クラエア姉
ブロントさんの恐怖の姉そのものとして扱われるパターン。
時代が令和になってからの、近年の作品でいくつか見られるようになった。
この場合性格や性質はクラエア姉そのものとして扱われているため、ブロント語は使わないことが多い。
クラエア姉については該当項目を参照。
その他、別時空のブロントさんなどといった設定でブロントさんとも天子とも無関係の赤の他人として登場することも稀によくある。
関連イラスト
関連動画
有志によりMMDモデルも配布されている。
関連タグ
ショタントさん - ブロントさんの派生系の一種で、作品によってはブロントさんの子供(息子)として扱われることもある。
博麗雷夢 - ある意味ブロン子の対になるキャラ。
ルカントさん - ブロントさんと別作品のキャラを掛け合わせた繋がり。