演:レイ・スティーヴンソン
吹き替え:大塚明夫
概要
『スター・ウォーズ:アソーカ』の登場人物の1人で、本作のヴィラン。
新たな戦争は不可避だと考えており、さらなる力を求めてカロダンの監督官であるモーガン・エルズベスと手を組み活動している。
人物像
元ジェダイの騎士。クローン戦争終結時に行われた大粛清を生き延びる。
しかし、同じく生き残りのアソーカとは異なり、ルークたちの活躍で銀河帝国が崩壊した後に訪れた、新共和国時代では最早ジェダイの騎士を自称せず、ライトセイバーを使いこなす傭兵として活動していた。
しかし、ライトセーバーの色を見るに、ジェダイじゃない=シスというわけでもなさそうで...?
なお、シン・ハティを弟子として取り、彼女を訓練している。
ついでに言うと、ライトセーバー作りの権威であるドロイド"ヒュイヤン"曰く、彼のセーバーはジェダイの訓練で使うセーバーとデザインがそっくり同じであり、このようなデザインを作ったジェダイは直近数世代ではベイランだけだという。(そのため、解析の際に決め手となった)
余談
演者であるレイ・スティーヴンソンはインド映画「RRR」の冷酷なインド帝国総督スコット・バクストン役やMCUの一作「マイティ・ソー」の勇敢な冒険家にして戦士である「大いなるヴォルスタッグ」役などで知られる名優。
過去のスターウォーズ作品でも、「反乱者たち」に登場した帝国隷下のマンダロリアン、ガー・サクソンの声を当てている。
しかし、「アソーカ」公開が間近となった2023年5月、突如体調を崩しその後亡くなった。
この訃報を聞き、共に「アソーカ」を制作していた俳優たちや製作陣は深い悲しみに沈み、同僚たちは友人の早すぎる死を悼んだ。
「アソーカ」第1話のエンドクレジットには「レイに捧げる」という追悼の一言が添えられている。