概要
キューブタウンを舞台に、ペコラを初めとした様々な動物キャラ達の日常やドタバタ劇を描いた作品。
テレビ東京系にて2002年10月6日〜2003年3月30日まで、全26話が放送された。
また、キャラクター自体はアニメシリーズが放送される前より存在しており、ポンキッキーズでショートアニメとして放送されていたり、ゲームソフトや丸川のフーセンガムのパッケージにも登場していた。
キャラクターはミッドナイトホラースクールやグレゴリーホラーショーと同じく、箱を組み立てたような輪郭をしているのが特徴。
主題歌
OP曲
usual girl
歌/Baby.M
作詞/只野菜摘
作曲/村山晋一郎
愛の首飾り
作詞/山崎光
作曲/M.Rie
17話〜26話まで使用。
元はクリスマスソングなのだが、クリスマスを連想するようなフレーズが隠れるよう編集して使用している。
後述の理由で、映像ソフトでは使用されていない。
ED曲
青い経験
作詞/山崎光
作曲/M.Rie
キャラクター
- ペコラ(CV:浅野まゆみ)
主人公のペンギン坊や。6歳。
好きな食べ物はプリンで、その事になると見境がなくなる。
口癖は、「オーマイプリン!」。
イタズラ好きなのとペンギンなのに泳げないが玉にきず。
キューブタウンの騒動はだいたいこいつのせい。
- ココ(CV:高野直子)
ペコラのガールフレンド。6歳。
頭のリボンがトレードマークのペンギン娘。
ちょっとおませさん。
とてつもなく音痴だが本人に自覚はない。
ある回ではものすごく歌が上手くなる。
- ツネキチ(CV:坂本千夏)
ペコラの友人。6歳。
お調子者でイタズラ好きの子狐で、「今言おうと思った」が口癖。
すぐにウソをつくがピンチになれば味方さえ裏切ってしまう。
- ゴラゴラ(CV:なし)
半魚人の坊や。
迷子になっていたところをペコラに救われて以降、ペコラの良き相棒になり、イタズラとプリンが好きになった。言葉は喋れないが意思疎通はできる。
- コリ(CV:松来未祐)
キューブカフェでバイトをするリス。14歳。
本来ペコラ達より年上だが子供っぽい。巨大ピーナッツを食べている。
- ラビ(CV:朴璐美)
12歳。ゲームオタクで自分勝手、人付き合いが悪いと公式ホームページでは散々な紹介だが正直ペコラの被害者になりうる話も少なくはない。
- ドクターチュー(CV:千田光男)
ネズミの発明家で、ペコラの父親代わり。62歳。
『〜であります』と喋る。
彼の研究所には様々な発明品があるがペコラに悪戯されないかヒヤヒヤしてる。
- ロボペコラ(CV:浅野まゆみ)
ドクターチューが開発したペコラそっくりのロボット。
機械的な動作をする他、飛行能力を持っている。
- リトルチュー(CV:柳沢真由美)
ドクターチューの孫。6歳。
ぐるぐる眼鏡と『ですー』と言う話し方が特徴。
- ぺコリウス(CV:佐々木梅治)
ペコラの祖父。64歳。世界を旅する考古学者で、ペコラに旅の話を聞かせる事もある。
ドクターチューの大親友。
- サル山さん(CV:中尾隆聖)
青果店を営む江戸っ子気質なサルの親父さん。43歳。
- クマダ巡査(CV:廣田行生)
熊のおまわりさん。40歳。
町で犯罪が起こる事がないので、いつも暇そうにしている。
- ガオさん(CV:星野光昭)
ライオンの郵便配達員。23歳。
方向音痴でよく配達が遅れてしまうが、郵便局の職員は彼しかいない。
- ジャバット(CV:草尾毅)
亀の消防士さん。25歳。無免許だが消防車に乗っている。
消防署の屋根からいつも街を見張っている。
火がつくより先に防げと言う意味の『消火より防火』が口癖。
- バシャット(CV:山口勝平)
ジャバットの弟。23歳。
兄より少し怠け者っぽいく、防ぐよりもその場で火を消すと言う意味の『防火より消火』が口癖。
- ボンゴさん(CV:松本大)
バスケとダンスが得意なゴリラのお兄さん。17歳。
ゴリラなのでとても力が強く、いつも運動している。
- ヨークシャーおばさん(CV:一城みゆ希)
豚のおばさんで、ペコラの母親代わり。50歳。
- ロンリーさん(CV:加藤亮夫)
メガネをかけた狼の詩人。33歳。
詩集を書いている他、口調や言い回しもなかなか詩的。
- パパゾーニ市長(CV:島香裕)
ゾウの市長。55歳。髭を生やしているがゾウの牙か髭かは不明。すぐに演説を始める。
演説などの話がいちいち長いため大抵聞いてる人は寝てる。
- バナードさん(CV:松本大)
パン屋さんのセントバーナード。32歳。
営業中もいつも寝てばかりいるため奥さんから叱られている。
- バナードさんの奥さん(CV:朴路美)
34歳。夫と同じくセントバーナード。
働き者で寝てばかりのバナードさんに代わってほとんど1人でパン屋を切り盛りしている。
- ガゼルさん(CV:堀内賢雄)
25歳。キザなインテリアデザイナー。
デザインがどれも奇抜すぎて評判が悪い。
金持ちのアメ車好きなのか、1955年型のシェビーに乗っている。
- スラリーさん(CV:雨蘭咲木子)
キリンの女性。22歳。
ガゼルさんの彼女だが、潔癖症でいつもお高く止まっている。
- スチム(CV:日野由利加)
猫の女の子。17歳。
キューブ鉄道の整備士兼運転士。
カラッとした性格をしていて中途半端なものを嫌う。
コリとは逆で大人びた見た目と職業の割に意外と若い。
- カミクッタ博士(CV:北村弘一)
キューブ天文台の所長をしている天文学者のヤギの男性。60歳。ヤギだからかお腹が空くと書類の紙も食べてしまう。
宇宙に対して大きな憧れと夢を持っている。
- パグさん(CV:斎藤志郎)
ガラパゴス商店街の缶詰屋を営むパグの男性。42歳。
かくれんぼ大会2年連続チャンピオンであることが自慢だが、その前のチャンピオンはサル山さんだったりする。
- ミスラッキー(CV:柳沢真由美)
キューブタウンTVに勤めている猫の女性。22歳。
局は人手不足らしくレポーターとして登場することが多い。
- ブロック・ザ・ブロック(CV:不明)
キューブタウンTVに勤めるアナグマの男性。45歳。
視聴率トップのビッグシティーライフという番組の司会。
- アリゲタオ(CV:不明)
船でキューブタウンにやってきたワニの男性。
セリフを喋らないが悲鳴じみた声を上げる。
ペコラに付き纏われたりゴミ箱に捨てられたり隠れたところを追い出されたりロクな目に遭わず最後の最後まで不幸なままキューブタウンから逃亡した。
結局何しにきたかは不明。
映像ソフト
- パイオニアLCD版
2003年発売。全4巻。
17話以降の話が収録されていないのが難点。
初回特典はシールとペーパークラフト。
- ワーナー・ホーム・ビデオ版
2009年発売。全9巻。
こちらだと最終話まで収録されているが何故か主題歌が海外版の物に差し代わっていてアイキャッチもカットされている。
これにより映像ソフトではどちらも後期OPが使用されていない状態となっている。