概要
劇場版『覚醒の遺伝子』にて大破したブルーワンに変わり、アサギ・トシカズが搭乗したアッシュ。
アッシュのプロトタイプと呼べる機体で、秘匿名は87式試作多用途戦術戦闘兵器「ターミゲン」これはライチョウという意味。
初登場は25話。模擬戦後帰還したチームフォーンの練習機と同じ格納庫に収容されていた。スギタは彼らに強度試験と各種装備試験に使ったが全然動かないと説明したがなぜ動かないかという理由はその時点では明らかにされていなかった。
劇場版では中盤でディオルナとの戦闘で大破・落下したブルーワンから救助されたアサギが搭乗。格納庫から勢いよく登場した直後に宙返りをして地面に激突、そのままブースターで道路に飛び出すというその場にいる全員が一時唖然とする状況になった。チームラビッツの中でも操縦技術に秀でたアサギも「なんだこの機体、全然思うように…」と苦言を呈し満足に起き上がる事さえできなかった。
実は前述の全然動かないという説明は1つの機体に多くの機能を詰め込んだ結果オーバースペック過ぎて誰も乗りこなせないという意味だった(解析したケイからは常人では絶対に不可能と断言された)。
その後覚醒したパープルツーのサポートによって何とか操縦できる状態になり再び協力して戦うもディオルナが強敵なのは変わらず、パープルツーのサポートがあってなおクセの強い操作(例:射撃攻撃をする際はトリガーを引いてから照準を合わせる)に苦戦、最期はボロボロになりながらもローズスリーの強力な一撃を確実に当てるためにディオルナを拘束、その攻撃に巻き込まれて爆散した。(アサギは直前に脱出)
試作機というカッコいい肩書がありながらもいろいろ詰め込んだらロクに動かないザンネンな操作性というある意味マジェプリらしい機体だった。