概要
MCU版スパイダーマンのピーター・パーカーが所持しているコスチュームの1つ。
メディアによっては「ホームメイドスーツ」と中黒がない場合での表記も散見される。
ピーターが蜘蛛の力を身に付けた直後に愛用していたコスチュームでその名の通り、手作りのスパイダーマンスーツである。
後述のハイテク・スーツと違ってパーカーやジャージ等の日用品を組み合わせたものとなっており、ウェブシューターを除けば戦闘服としての性能は皆無でピーターの身体能力で補わなければならない仕様と言える。早い話がただのコスプレ。
初登場したのは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』であるが、同作では投稿動画のみの登場で程なくトニー・スタークから本家でおなじみのデザインのハイテク・スーツを渡された事でお役御免となっていた。
ちなみにハイテク・スーツはトニーが数百万ドルもかけて作ったワンオフかつハイスペックな多機能の強化スーツである。
その後、『スパイダーマン:ホームカミング』の本編後半でピーターがとある理由でハイテク・スーツをトニーに没収された為に再びホームメイド・スーツを着る事となった。
余談
MCU版に限らず、スパイダーマンスーツ自体が様々な媒体では「ピーターが自ら製作したもの」という設定となっており、歴代の実写映画シリーズであるサム・ライミ版や『アメイジング・スパイダーマン』のスーツもピーターの手作りであるが、その大半が現実味に欠ける上に素人では製作困難とも思える高度なクオリティであった。
ただし、サム・ライミ版1作目の序盤ではホームメイド・スーツの先駆けとも呼べるコスチュームが登場していた。
MCU版ピーターを演じたトム・ホランドが2020年に自宅で手作りのスパイダーマンスーツを披露していた。
詳細はこちらを参照。
関連イラスト
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