概要
『ボイス 110緊急指令室』は、日本テレビ系列で放送されたテレビドラマシリーズ。
妻を殺された敏腕刑事と父を殺された声紋分析官による、タイムリミットサスペンス。
韓国ドラマ『Voice』シリーズを原作としており、警察署の緊急指令室を舞台に、愛する人を同じ暴漢によって失った刑事と女性ボイスプロファイラーが犯罪被害者からの110番通報に対して迅速に対応していく姿を描く。
2019年に第1シーズン、2021年に『ボイスⅡ』として第2シーズンが放送された。
両シーズンともBLUEENCOUNTが主題歌を担当した。
登場人物
- 樋口彰吾(演:唐沢寿明)
本作品の主人公。強行犯係 班長→緊急指令室 ECU緊急出動班 班長。階級は警部補。昭和46年6月3日生まれ。
通称「ハマの狂犬」。直情的だが情に厚く、部下たちからも慕われているが、正体不明の暴漢によって妻を撲殺されたことがきっかけで身を持ち崩し、妻の死から3年後にはかつての部下からも落胆されるほどに落ちぶれる。そんな中、妻が殺害された事件で因縁のあるひかりの希望でECU緊急出動班の班長に就任するが、お互い家族を奪われた者同士打ち解け、共に事件の真相を追うようになる。
- 橘ひかり(演:真木よう子)
本作品のヒロイン。緊急指令室 室員→県警科捜研→緊急指令室 ECU室長。ボイスプロファイラー。階級は警部補→警視。昭和61年9月29日生まれ。父親も同じく警察官でありそんな父親に憧れて警察官となった。
12歳の時に交通事故に遭い、2年間目が見えなくなったことをきっかけに微かな音を聞くことができる絶対聴感能力の持ち主。
3年前に樋口の妻からの通報を受けるが、同僚の催促に已む無く従い折り返し発信(コールバック)したことが一因となって救うことが出来ず、更には巡回中の父親も犯人に口封じとして殺されてしまう。この出来事への後悔から一旦指令室を離れ、科捜研時代に絶対聴感能力にさらに磨きをかけ、自ら志願して緊急指令室に戻りECUを新設させ、ボイスプロファイルの専門家となる。
樋口とは当初妻に関する因縁もあり衝突が多かったが、数々の事件を共に解決していく中でバディとなる。
関連タグ
占拠シリーズ:同じ制作陣による作品。ただし、こちらはオリジナル作品。