概要
芸人やボケ役が振ろうとしたボケやオチを、他の人に先回りされてそのボケやオチを言えなくなることである。
笑点の大喜利で、林家木久扇が司会者や観客から起こされやすいことで有名であった。
例
木久扇「あなたはイカが好きで、水曜日にいっぱい食べるでしょ?」
歌丸「(本来は「分かりますか?」と返すのだが)胃下垂か?」
木久扇「…当たった。」
また桂歌丸政権時には、六代目円楽(旧:三遊亭楽太郎)の罵倒ネタを防ぐために使うという用法もあった。
例
楽太郎「ハハハ…。日頃、ハゲとかジジイとか逆らってばっかりで、どうもすみません。ハハハ…。」
歌丸「(本来は「笑ってる場合か!」と返すのだが、例の台詞が来ると悟ったのか)誰か他にいない?」
楽太郎「…。」
春風亭昇太政権時にはこんなことがあった。
たい平「(花魁になりきって)あちきと一緒に早口言葉で遊んで行ってくんなまし~」
昇太「(噛むので)いやです」
たい平「…。」
好楽「嫌なんだw振られるからw」
昇太「お断りします」
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さよなら絶望先生:作中で読者が次にどんなネタが来るのか予想していることを「ネタ潰し」と呼んでいた。