ゲーム概要
1991年12月13日に発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『テトリス2+ボンブリス』で初お目見えとなり、その後もテトリスのゲームのモードとして登場している他、ボンブリス単体のゲームソフトも発売された。
1990年代は基本的にBPSから発売されていたが、2001年の同社解散後は他社から発売されているものもある。
通常のテトリスとは異なりブロックの中に「爆弾ブロック」が存在し、ラインを揃えた中に爆弾ブロックがあると周囲のブロックを巻き込んで爆発する。これを利用することでラインを消していく。
他にも2個・3個・5個組のブロックが降ってきたり、空中に浮いているブロックが接地するまで落下するため連鎖の概念があることなども通常のテトリスと異なる。
ゲームモードは規定数以内のランダムな落下ブロックでフィールドのブロックを全て消すCONTEST、完全に固定の落下ブロックでフィールドのブロックを全て消すPUZZLE、お互いに別のフィールドでブロックを消し合う2人対戦モード、フィールドを移動する相手キャラと対戦するFIGHTなどがある。
来歴やルールについてはかなり端折ったので、より詳細にはWikipediaのボンブリスのページを参照のこと。
登場キャラクター
「ボンブリス」オリジナルキャラクターは、スーパーファミコン『スーパーボンブリス』のVS COMモードの対戦相手と、ゲームボーイ『スーパーボンブリス』のお邪魔キャラクターが存在する。
- スーパーファミコン版の対戦キャラクター
シリーズ初のコンピューター対戦となるVS COMモードに8人の対戦相手が登場する。
全体的にリアル頭身で、不気味な怪人系の容姿が多い。
見た目以外の情報は無いので、名前や設定などは不明。セリフやストーリーも無い。
対戦の順番は自由に決定でき、相手ごとにブロックの初期配置が異なる。
CONTEST、PUZZLE、VS COMモードを全てクリアすると、隠された9人目の対戦相手が登場する。
この隠しボス戦の背景には魔法陣の描かれた台座や赤と青の火の灯った燭台、宙に浮いている黒い球などがあり、さながら呪術の儀式のようであるが、これについても詳細は語られていない。
対戦ではバストアップの画しか見ることができないが、前述の隠しボスに勝利したエンディングの最後に9人の集合した全身画を見ることができる。
(メイン画像の手前は通常の対戦相手の1人。奥は隠しボス。)
- ゲームボーイ版のお邪魔キャラクター
ゲームボーイ版の新モード、FIGHTモードでも、対戦相手として8人のお邪魔キャラクターが登場する(通常版とデラックス版でキャラクターは同じ)。
こちらは打って変わって、デフォルメされた1頭身キャラクターが集う。
全8面に1人ずつ登場し、名前は順番にUROURO・KAPO・YURALIN・NORO・GUU・GABA・EMUDY・Mr.Bombl。
関連イラスト
(ファミコン『テトリス2+ボンブリス』の背景)
関連タグ
関連動画
テトリス2+ボンブリス
スーパーボンブリス