「生物を殺すのにいちいち派手な技は必要ないんだよ」
概要
ヒーロー協会に所属するC級ヒーロー。ヒーローランクはC級300位。
ヒーローネームの通り戦闘では毒を使い、また言動にも少し毒がある。
リメイク版オリジナルキャラクターであり、原作版には登場しない。
人物
浅黒い肌に鋭い目つきのダウナー系な青年。
他のヒーローと比べると小柄な体格で、ドクロ柄の長袖インナーの上から「POISON」と書かれた黒いシャツを着用している。
作戦に同行した協会幹部のセキンガルに対し「一番のお荷物」と文句を言ったりツッコミを入れたりと、気だるげな表情と喋り方の割に遠慮なく物を言うタイプ。
ただしそれ以降は彼と行動を共にするコマが多く、一応護衛を務めているのかもしれない。
また、救出した人質を逃がすために幹部怪人に対し「指一本触らせやしねーぞ」と啖呵を切って突撃するなど、ヒーローとしての心構えはしっかりしている。
戦闘能力
「怪人は生物なので、派手な攻撃を加えれば良いという訳じゃない」という思想を持ち、猛毒を塗ったナイフの鮮やかな剣術で僅かな傷を負わせ、効率よく怪人の息の根を止める。
戦闘では小型のカランビットナイフを使用する。直接的な殺傷力は低いが刃先に猛毒が塗ってあり、切りつけるだけで必殺となる。効き目は2m大の怪人が泡を吹いて倒れるレベルである。
冒頭のセリフの通り効率的な戦闘を信条としているようだが、S級ヒーローのド派手な戦闘と自分の武器を見比べて、「もう帰ろうかな」とこっそり思う一面もある。
動向
怪人協会アジトへの突入作戦に際し、S級ヒーローをサポートするためにセキンガルが招集したメンバーの1人として登場。S級ヒーローがアジトに突入した後も、A級以下の他ヒーローと共に怪人協会の戦力を削ぐため戦闘を継続。
そして当初の目的である人質の保護に成功した矢先、災害レベル竜・ニャーンの襲撃を受け戦闘不能に陥る。その後は駆動騎士とジェノスの助太刀で事なきを得た。
修正前の展開では、大半のヒーローが不意打ちで倒された直後に単身突撃するも、切りつけたナイフを瞼で受け止められ、カウンターを受け敗北する描写があった。