「これはなかなかのデンジャラスブリッジですよ…」
「このビジョン 命に替えてでも発現させてやる」
概要
リメイク版オリジナルのキャラクターであり、現在C級133位。
超能力者ではあるが、自身の力をうまく発動できない。
怪人協会アジトへのS級ヒーロー突入作戦に際し、他のヒーローとともにサポートとして参加。
外見
男性としてはかなりの低身長であり、他のヒーローと並ぶと際立って小さく見える。因みに年齢は不明。
頭部にモノアイ型のヘッドギアを装着しており、顔の上半分が隠れている。どうやらこれは自身の超能力を制御するものらしい。有事の際はヘッドギアから無数の閃光が迸る。
後にギアが破壊されて素顔が現れた際は、両目の間に奇妙な縫合跡が確認された。
人物
作戦前は実行時の危険性を細かく考慮しており、他のヒーローと比べると割と慎重派。しかしその場のノリでB級ヒーロー・ニードルスターの背中を強く叩き、本人に問い詰められると惚けたふりをするなど、結構コミカルで協調性もある。
戦闘時はあまりヒーローらしい勇敢さはなく、小心者な面が多い。自分の能力が発動することを祈ってうずくまったり、他人の攻撃を自分の能力と勘違いして喜んだりしている。しかしそれ以外では自分のできる範囲でサポートを行っており、何もしていないわけではない。
また、いざというときは仲間のために奮起する一面も持っている。
戦闘能力
前述したとおり超能力者ではあるが、自分の意思ではうまく制御できないらしく、本人曰く調子の良し悪しがある模様。正直通常の戦闘時はあまり期待できない。
怪人協会アジトへのS級ヒーロー突入後は、ペンデュラムなどを用いたダウジングで敵の出入り口の捜索を担当。大方の出入り口の封鎖に貢献した。ただ、これも純粋な超能力かと聞かれれば怪しいところ。
以上のように、普段の彼はお世辞にもヒーローとして強力とは言い難い。
しかし、S級2位・タツマキの超能力を目撃したことで、制御できないながらも度を越したイメージが発現。そして災害レベル竜・ニャーンの襲撃の際、彼に攻撃されたB級ヒーロー・主将ミズキを助けるために土壇場で強大な超能力を発動。
彼女を攻撃から守っただけでなく、周囲のビル群をまとめて破壊し、その瓦礫を無数の槍に変え集中攻撃を行うという、普段の彼からは想像もできない驚異の荒業を披露。それは遠く離れたフブキが、一瞬自身の姉と勘違いするほどの出力であった。
攻撃後はミズキの無事を確認するも、強力すぎた自身の超能力に耐えきれず気絶。同時にヘッドギアも自壊し、頭部から血を流して倒れてしまった。
それでもニャーンを倒すことはできなかったが、直後にS級ヒーロー・駆動騎士が現着。結果として作戦のための時間稼ぎに貢献した。
余談
彼のヒーローネームは「ギア」+「エスパー」から来ていると思われる。
彼の土壇場での漢気と異常な攻撃力は、他のC級どころかA級以下のヒーローでもかなり上位に食い込むと思われ、多くの読者に衝撃を与えた。
関連タグ
ワンパンマン ヒーロー協会 C級ヒーロー
超能力者 エスパー ヘッドギア 火事場の馬鹿力
影山茂夫:追い込まれると強大な力を発する超能力者。一応原作者も同じ。