概要
ヒーロー協会所属のヒーローで、ヒーローランクは初登場時点でA級4位。
イアイアンやオカマイタチと共に、アトミック侍の弟子であり「三剣士」と呼ばれる最上級のA級ヒーローの一人である。ヒーロー名の通り、渋い外見の武士である。
ヒーロー協会側や地獄のフブキなどの他のヒーローからも、S級ヒーローに匹敵するとされる類まれなる猛者の一人だが、イケメン仮面アマイマスクの影響でS級に昇格できないとされている。
ナリンキ私設部隊のリーダーであったトンガラとは、最初はトンガラを信用していなかったが、徐々に奇妙な友情を築いていき、エビル天然水との死闘で自らの身を犠牲にして自分を庇い致命傷を負ったトンガラの姿を見て、彼を信用しなかった事を後悔していた。
トンガラは自分に構わず三剣士達を先に行くよう促し、直後にエビル天然水に飲み込まれてその中に潜むマッドドクターフィッシュに食い殺されてしまい、悲劇的な死に別れとなってしまった。
他の二人よりも合理的な部分があり、ガロウの討伐に向けて動いた際にも、勝負を望んだイアイアンとは異なり、「悪に走った者と力比べをする必要はない、徒党を組んで着実に始末するべきだ」と発言している。
能力
ヒーロー名の通り、ドリルの様な得物を持つ。
二刀流と思われる場面もあるが、劇中では基本的に一本だけで戦う。この得物はスティンガーの「タケノコ」とは異なり、筋の部分から多数の刃が出現する他、ドリル部の内部には通常の刀があるため、ドリル部を自由に着脱して戦う事も可能である。
怪人姫弩Sの支配下におかれた、改変型のバトルスーツを着用したナリンキ私設部隊の二人を同時に力で押し返すという怪力を持つ。また、当然ながら弾丸よりも速く動ける。
他の三剣士同様に、視界に頼らずに殺気で敵を察知する超人的な技術を持つため、魔ロン毛に対抗できる手段を持つ。殺気を消すこともできるため、トンガラたちからは羨ましがられていた。
トンガラにもスカウトを持ちかけられる場面があった。
また、怪人協会との決戦は、他の何人かのヒーローにも言えるが、他の怪人を討伐していた後からほとんど休まずに参戦している。
余談
- 年齢は、アトミック侍と同じ37歳である。
- 身体は以外と小さく、身長は167cmで体重は68kgである。
- モデルは、『椿三十郎』や『用心棒』で知られる三船敏郎である。リメイク版での初登場時のコマは、特に三船を意識している。
- ヒーロー名は、「武士」+「ドリル」+「武士道」だと思われる。