演:田中千絵
概要
全ての住民が歌好きとされるマイク星出身のエイリアン。
幼い頃宇宙船の事故で両親と死に別れ、それ以来弟のクロードを養うため心身を削って働いてきた。
だが宇宙放射線の強い「鉱山惑星ガイガミュラ」での重労働の影響で不治の病に侵されてしまう。
その後はクロードと共に地球人の姿になり、小さなアパートで暮らし、クラブの歌手として働きホージーと交際していた。
弟が自分を助けるために殺人まで犯している事は知らされていなかったが、捜査の手がクロードに伸びるのと前後し、彼が自分の為に犯罪をしているのではないかと密かに心配していた。
そしてクロードがホージーにデリートされた直後偶然通りがかり、自分の予想が当たっていた事とクロードを殺したのが恋人であるホージーだったことを知ると泣き崩れる。
その後は地球署のメディカルセンターに運ばれ、完成した特効薬で病気は治ったがすぐに行き先を告げずに失踪。
弟の死を悼み、その罪を懺悔するために出家して尼僧となり何処かへ去っていき、その際にホージーと再会したが、何を思うところがあるのか会話を交わすことなくすれ違っていった。
余談
ラストのお寺のシーンは最初は教会になる予定だったが、スケジュールの都合でお寺になったらしい。
どちらにせよ、処刑された弟の罪を代わりに背負って生きていくと決めたテレサの覚悟が窺える。
名前の由来は出身星の住民の特性や歌手として働いていた経歴から察するに東アジア圏で人気を集めた歌姫「テレサ・テン」が由来であると推測される。
ホージーがクロードの墓参りの後テレサと再開するシーンで撮影時にはホージー役の林剛史氏とテレサ役の田中千絵女氏はお互いにお芝居の邪魔になるかもしれなかったから何も余計なことは言わなかったけど撮影が終わってから「しんどかったですね。」と語り合ったとのこと。
また、バン役のさいねい龍二氏と林剛史氏はこの回の台本を喫茶店のメニューの注文がくるまで読んでいたが、さいねい氏曰くあまりの内容の重さに注文がきても「内容が重すぎてあまりご飯が食べられなかった」と語っている。
関連タグ
鴇羽舞衣:同じく両親を亡くし、身内が弟だけが残され弟を支える為に重労働をしていると言う似ている境遇を持つ。