概要
再婚相手の継母との相性が悪いのが原因で、ルーマニアから密航して日本に来た吸血鬼の少女(なお外見こそ少女だが、実年齢は100歳以上である)。
血が足らず道で飢えている所を貢から介抱され、彼女の家でストックされている血を飲んでから居候となった。
貢がマイに血を与えるのを目的とした『献血部』を立ち上げたため、聖十文字学園の夜間部の生徒として通学する事となる。
人物
普段は気が弱く人を咬んで血を吸う事が出来ないが、キレると一人称が「ワシ」になり凶暴化する。
その見目麗しさからクラスでは人気者で、特に勝野真澄からはしつこく付きまとわれている。
ちなみに飽くまで見立てだが、勝野によるとスリーサイズは84・85・84らしい。
吸血鬼として
鏡に映らないが、その一方で日光には弱いものの肌を保護すれば死ぬ事はなく、ニンニクも平気で餃子は普通に平らげる。
飲んだ血の持ち主によって性格が影響される事があり、サラマンダーの血を飲んだ時にはサラマンダーと化した。
過去
幼少期は実毋(名前は不明)と父のジルド・礼と共にヨーロッパを転々と移り住んでいたが、移り住んだ先で毋が魔女狩りで粛清されてしまい、父と共にアメリカ大陸に移動、ミシシッピ川付近の集落に住み着いた。
父の勧めで集落の少女アイリーンと友達になったが、その実態はマイを吸血鬼として独り立ちさせる為の生贄に過ぎなかった。
マイは友達を吸血するのを拒んだが、父から三日三晩断食させられてしまい、ある夜とうとうアイリーンの寝込みを襲ったのだった。