概要
番組初期での最終問題として毎週放送されていた。
名探偵・中谷(なかたに)が事件の謎に挑む推理クイズ。
レギュラー放送47話、大マジカルでは7話、スーパークイズスペシャル枠で2話、放送された。
出題編と解決編に分かれており、解答者は出題編の中の手掛かりをもとに推理。犯人やトリックを筆記解答で当てる問題の他、犯人のおかしたミスや推理の根拠、暗号解読などを問う問題も出題された。正解すると頭脳指数の倍の点数を獲得(もちろん解答次第ではボーナスも獲得できる)。
やがて居残り早押し導入以降は放送時間が削減されていき、事件の過程が大幅に端折られたり、事件が未解決のまま話が終わったりといった雑な展開が目立ち始め、1992年4月18日放送で打ち切られた。1992年4月の特番でも放送が予定されていたが、この時は番組全体での視聴率が高くなってもミステリー劇場の視聴率は高くならず他のコーナーと逆転したため、ミステリー劇場は打ち切られたという。
マジカル人気クイズでは第10位に輝いた。
主なレギュラー
- 中谷昇一 - 仲谷昇
M&M探偵社の代表の私立探偵。M&M探偵社は途中で移転している。
出題の際の「考えたまえ」が決め台詞。
- 鬼瓦大作 - 丸岡奨詞
警視庁捜査一課所属の警部。中谷探偵の親友。
- 花形俊一郎 - 中井信之
鬼瓦刑事の部下。
- 中谷夏子 - 速川明子
昇一の姪であり、助手として活躍。真叱留(まじかる)大学の文学部・ミステリー倶楽部に籍を置く。
- 島田香 - 島田香
中谷探偵の秘書。シリーズ途中で結婚のため探偵事務所を辞めた。
主なスタッフ
余談
レギュラー放送におけるこのクイズでの全体正解率は32.7%。その内幕は1人正解が19回、2人が12回、3人が6回、4人が3回、5人が0回、全員不正解が7回
設定された頭脳指数のうち150は2問、170は10問、180は28問、190は10問、そして200が2問だった。
ゲスト出演者は人気タレントからドラマによく顔を出しているバイプレイヤーまで多彩だったが、番組のパネラーが出演したこともあった。
仲谷昇は当時「カノッサの屈辱」のクイズ番組の歴史を取り上げた回で「実は私も、クイズ思想家の1人として歩みだし・・・」と口にしており、このクイズに出演している事を示唆していた。