概要
CV:橘U子
魔女界の元老院に属する魔女の一人。ふくよかな体に団子っ鼻、濃いマゼンタのパーマヘアーが特徴の人物であり、マジョリカ曰く「気難しい性格で笑ったところを見たことがない」とのこと。
登場初期のマジョハート同様人間に対して良い感情を持っておらず、どれみたちのこともあまりよく思っていなかった。
劇中では
第1話から他の元老院共々登場しており、過去の功績からどれみたち4人を魔女として復帰させたい女王様に対して「水晶玉を失ったものを再び魔女にするなど前代未聞」だと苦言を呈し反対。その後の提案として魔女見習いとして復帰させる件には一応納得したようで、マジョハートの『反対派の魔女たちにどれみたちをテストしてもらう』提案を飲み、試験官となる。
そして16話「おいしいだけじゃ、ダメ!?」にて2回目のパティシエール試験官として登場。この時は女王様に試験を自分なりの方法でやらせてほしいと頼み込んでいる。彼女の承諾を得た後は、魔女界の幼稚園に咲いていたクロックフラワー(魔女界の時間を知らせる花で30分で一輪咲く)に魔法をかけて2輪を蕾に戻し、何も知らないどれみたちを試験に遅刻させる。
その後杖を突いた老婆の姿でMAHO堂に来店。シュークリームを所望するが、当のどれみたちがまだ作ったことがなかったうえに分量や手法を間違えるミスを連発したことで予定よりも大幅に待たされる。
途中、交代で接待しに来た彼女たちにそれぞれ無茶ぶりを吹っ掛けたりもしたが、待たせている以上退屈してほしくない彼女たちの懸命な努力も相まって無事にシュークリームが完成。それを食べたことで正体を明かし、『ただ美味しいものを作るだけでなく、お客様に対するもてなしの心を見る』試験を行っていたことを告げ彼女たちに合格を言い渡した。
またこの時、「努力すればもっとおいしいシュークリームができるはず」だとアドバイスを付け足し、去り際に優しい笑みを浮かべて姿を消したのだった。