概要
マスクマンの5人が左腕に着用している変身用のブレスレットで、通信機としても用いられる。また護身用の機能としてなのか、レーザー光線を発射する機能も備えている。
変身の要というべきアイテムではあるものの、以下の説明からも分かるようにブレス本体を操作して変身する訳ではなく、またバンク映像でもブレスが作動するような描写も盛り込まれていないため、他の変身アイテムとは異なり変身プロセスに直接的に絡まない、珍しいパターンのアイテムとなっている。
変身の際には、まずブレスを顔のそばに掲げて「オーラマスク」と発声しジャンプ、滞空した状態から変身後のコードネームを各人が唱えつつ、九字の印を組む事でオーラパワーを発揮する(※1)。そのオーラパワーによって眼前に形成された光の壁を通り抜ける事により、マスキースーツを装着するというのが基本的なパターンである。
ブレスを着用していればオーラパワーが無くとも、マスクマンへの変身自体は可能という設定ではあるが、作中ではオーラパワーの消失によって変身不能に陥ったケースも何度か見られた(※2)。
またブレスを破損・紛失した場合も同様に変身できなくなるため、物語終盤で地帝司令バラバとの決戦においてタケルがブレスを破壊された際、後から駆けつけたケンタたちに予備のブレスをもらうまでは、生身での戦いを余儀なくされた事もある。
(※1 このうち、九字の印を組むプロセスは省略される事も多い)
(※2 オーラパワー自体は特訓によって再度無限に引き出せるため、そのプロセスを経て変身能力を回復させる事は可能である)