概要
フィニー王国・ギュスターヴ12世の末っ子。
ギュスターヴ13世にとっては実妹に当たる。
前オート侯を倒した12世が、オート領の半分を奪うべく彼女を次期オート侯カンタールと政略結婚させた。
カンタールにとっては、父を殺した相手から合法的に領土を奪われた屈辱中の屈辱であり、その矛先は彼女にも向いた。
結婚生活においてカンタールは6人の妻との間に23人もの子をもうけたが、マリーだけとは目も合わせなかったという。
離婚の真相は、パーフェクトワークスでは「彼女の境遇に心を痛めた兄ギュスターヴ13世が側近のムートンを使って離縁させた」、アルティマニアでは「彼女の方が耐え切れなくなり離婚した」ことになっている。
後にケルヴィンと再婚し、チャールズ・フィリップ3世の2子をもうける。
彼女がギュスターヴの血を引いているため、その時点での他の兄弟が全員死亡してからは、彼女がいたからこそ家系が途絶えずに済んだということになる。
フィリップ3世やグスタフがフィニーの継承権を持っていたのもこれが要因である。
ちなみに、ケルヴィンとの再婚についてはゲーム内で一切触れられていない。
また、マリーはフィリップ3世の出産と同時に命を落とした設定もあるらしいが、これについても触れられていない(そもそもマリーの出番がない)為、知らないプレイヤーも多いかもしれない。