概要
ケルヴィンとマリーの間に生まれた次男であり、兄にチャールズがいる。
7歳の時にファイアブランドの儀式を通過しているため、フィニー王国の継承権を持っている。
フィリップの子供ではないものの、フィリップと息子のフィリップ2世が不幸な最期を遂げたため、ギュスターヴ13世の願いで名前を引き継ぐことになった。
ケルヴィンに似た誠実さと実直さを持っているが、それゆえ乱世の時代において現実主義者のチャールズからは「甘い」と評される。
老齢になるケルヴィンと共にソールズベリ平原の戦いにも参戦するが、ユニットとして存在するだけであり、個人としてのステータスは存在しないため、戦闘能力がどれほどのものかは具体的にはわからない。
ヴァンアーブル曰く、本来ギュスターヴ13世の遺品である「ギュスターヴの剣」を継承させたかった人物(しかし35歳で亡くなったため息子のグスタフに継承された)。
亡くなった原因はチャールズに見殺しにされた形だが、それが故意なのか過失なのか、見殺しにする経緯自体がわかっていない。
だが、フィリップという名が付く人物が作中で例外なく不幸な最期を遂げたことは確かである。