概要
南大陸にある都市。
ギュスターヴ13世が13歳の頃、与えられた名目上の領地(実際はここヤーデ伯トマスの領地)。
それを機に、母ソフィーと共にナ国の首都グリューゲルを離れ、ここにたどり着いたところから本作での「ヤーデ」のエピソードが始まった。
術の才能がさほど重視されていない南大陸でも風前の灯であった鍛冶技術を目の当たりにして、13世が己の人生の活路を開いた場所であり、生涯の友ケルヴィンを得た場所。
ちなみに南大陸は、ナ国という穏健な国家が統治しているが、ヤーデはその周辺国家にあたる。
周辺国家は、それぞれがナ国に対しては従っているが、他の周辺国家とは対立することもあり互いの関係は微妙で、ここヤーデもワイドとは対立関係にある。
家系
トマス
┃ ┗デーヴィド
┗グスタフ
マリーがギュスターヴ12世の娘であるため、以降の子孫はフィニー王家の継承権も持ちうることになる。
実際、フィリップ3世やグスタフはファイアブランドの儀式に成功し、継承権を得ている。
ギュスターヴ編の後半は、このヤーデ伯家を中心に物語が進んでいく。