CV: 祐仙勇
プロフィール
概要
フォンテーヌの組織「棘薔薇の会」の現ボスナヴィアの側近の一人。眼鏡をかけている紳士的な男性。物腰穏やかで、旅人たちにも非常に優しく接する。
ナヴィアを「お嬢様」と呼ぶように、非常に大切に思っている。その由縁は、かつて決闘でクロリンデに負けた父親の最後の遺産、すなわち娘の親代りを務めるため。基本的に毎日護衛としてついており、困ったことがあっても機転を利かせて解決策を見いだせるようサポートをしている。
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ネタバレ注意‼︎
この先は魔神任務4章5幕罪人の円舞曲の重大なネタバレを含みます。
フォンテーヌの旅を始めた時点で発生していた、予言による海面上昇。しかしその海水は「原始胎海の水」という劇物。簡単に言うとフォンテーヌ人を溶かす水であり、この水に触れただけであらゆる痕跡も何もかもを水に流すという、恐ろしいもの。
しかし、その海面上昇の予言は加速し、魔神任務4章終盤に、遂にフォンテーヌ、そして一般市民にも牙をむき出す。そんな中、ナヴィア率いる「棘薔薇の会」のアジトのあるポワソン町にも予言の影響が襲いかかる。
旅人たちが着いた頃には水は引ききっていたものの、見るも無惨に家や物資は流され、活気の消え去った光景が映し出された。そして、そんなポワソン町に襲いかかった原始胎海の水の犠牲者の中に、彼とシルヴァが巻き込まれていたことをナヴィアから明かされる。
その後、その原始胎海の水の出元を探るために旅人とナヴィアは遺跡に潜り込むが、ボロボロになった遺跡の橋が崩れ落ち、ナヴィアは原始胎海の水の中に落ちてしまう。
しかし、そこには亡くなったはずのマルシラックとシルヴァ、それからポワソン町の犠牲者たちの姿があった。そこでナヴィアは原始胎海の水に巻き込まれた者たちから蔑さまれるという狂った裁判に巻き込まれる。
しかし、そんな状況下でもマルシラックとシルヴァは全く物怖じすることなく、むしろその裁判を終わらせて、ナヴィアを原始胎海の水の中から生還させようと尽力する。最終的にはヌヴィレットもその裁判に乱入し、裁判は滅茶苦茶に。しかし、その「娘を最期まで護るという父親からの最後の指示」、その意志は全く揺るぐことのない強い志を抱き、最後は純水精霊となってナヴィアを見送った。
後に、ナヴィアが原始胎海の水の中から戻ってくるとき、二人の純水精霊がナヴィアを押し戻していたということを聞き、ナヴィアは二人に改めて感謝を述べることとなった。
魔神任務終了後、この二人を弔う墓がポワソン町の近くの墓場に2つできている。もしよかったら二人を弔いながら、現会長とともにマカロンを食べるのも良いかもしれない。