概要
マンスプレイニング(英語: mansplaining、男(man)と説明する(explain)という動詞の非公式な形のsplainingのブレンド語)「(男の)見下したような、自信過剰な、そしてしばしば不正確な、または過度に単純化された方法で女性や子どもに何かについてコメントしたり、説明したりする」という意味の批判的な用語である。
端的にいうと、父性面からくる(ズレた)お節介。
例…「君の私生活はタルんどるね。」「あなたは若いからきっと知らないでしょうから、教えてあげましょう。」「だからアンタはいつもダメなんだ、こうするのが普通だね。」「僕はこう思うが、君もそう考えるべきだ。」「女子供が、そんなことではいけないね。」等々
独りよがりが過ぎたり、相手から信用を得ていない状態でいきなりやってしまうと、
「お前誰やねん」
「すこぶる興味ない」
「気持ち悪い」
「老害」
……といった反応をされるので客観視点に立った上で止めよう(諌め)。
2020年7月前半、ツイッターにおいて「母親ならポテトサラダぐらい作ったらどうだ」と見ず知らずの人へ暴言を吐いた爺様がいたとのことで、ちょっとした話題になった。
本来の使い方では、男性が女性よりも知識が豊富であることを前提にしていると言われていた点で、他の見下しとは異なっていた。しかし、現在ではより広く使われるようになり、年齢や性別を問わず、「男性が」誰に対しても見下したような口調で説明することを指すことが多くなっている。
ただし、社会的弱者に対してマウンティングをしてカタルシスを得たくなる欲求を持つは別に性別を問わないのもまた事実である。
逆に女性が男性にくどくどと説明するウーマンスプレイニングも、家事や育児の分野で起きやすい。
今後、社会の変遷に合わせて意味合いが変化していくことも予想される用語である。
pixivでは
「説教」タグで検索しても「説教をしているのは女性」のイラストが多い。
まあ美少女(で無くても若い女性)に説教してもらえるイラストの需要が多いのは分かるし、正直男に説教されるイラストは需要が少ないからだろう(女性向けで需要があるかどうかは定かではない)。
『鬼滅の刃』の無惨様だってパワハラ会議の時は女性に化けているし…。