概要
レイヴン「ダブルハート」の師である「サーティ」の搭乗する軽量二脚型AC。
ローマ神話の戦と農耕の神マルス(ギリシャ神話におけるアレスに相当)の名を冠する。
ACBNW版
世界経済の裏で暗躍する人工知能群(ファントム0)の進める「ドラコーン計画」に基づき開発された機体。
新世代機(AC4におけるネクストに相当する機体)ではあるが、新世代機は表向きは開発が始まったばかりであるため、外装や武装は従来機のそれに偽装されている。
カラサワおよびムーンライトを装備し、両肩にグレネードランチャーを二基装備するなど軽量二脚型としては規格外の火力を誇る。
この重武装は本来の仕様であれば確実に重量過多となる所ではあるが、前述の通りこの機体は外装を偽装された新世代機である為、何の支障もなく戦闘を行うどころか推力に物を言わせた空中戦まで演じる事も可能。
加えて人工知能群とリンクしておりダイレクトにバックアップを受けられる為、パイロットの腕前と相まって正規アリーナのトップランカーが乗るカスタムメイドAC相手にも引けを取らない高い戦闘能力を誇る。
海上都市アクアポリスの非合法アリーナ「コロシアム」の王者として君臨していたが、コロシアムに参戦して来たダブルハートこと鴉山深月の駆るウィクトーリアと死闘を演じ、倒された。
余談だが、武装の構成は初代公式小説アーマード・コア ザ・フェイクイリュージョンズに登場するナインボールのオマージュである。
AC3P版
アーマード・コア3のPSP移植に伴う追加要素としてACBNWとのコラボレーションとして用意された追加ランカーとして登場。
搭乗レイヴンはBNWと同じくサーティ。
フレームパーツは小説版と変わらないが、ゲーム上の仕様により小説そのままの装備ではまともに動けない為、武装はレーザーライフルとムーンライト、EOのみとなっている。
また、AIロジックも奇行が目立つ為、不意に接近してブレードを受けなければ苦もなく勝てる相手である。