ミオペタウリスタ
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みおぺたうりすた
哺乳綱ネズミ目(齧歯目)リス亜目リス科ミオペタウリスタ属。大昔のムササビの総称。
中新世前期~鮮新世後期(だいたい1800万~500万年くらい前)のユーラシア・北米に生息していたムササビの仲間で、名前の意味は「中新世のムササビ」。
名前は「ミオ(中新世)」+「ペタウリスタ(ムササビ)」という区切りで、ペタウリスタは現代のムササビにも学名としてついている。ちなみにモモンガなら「プテロミス」。
体長40cm、尾長40㎝、推定体重1300g。
9種類ほどの亜種が知られ、主に臼歯の形の違い等で区別されている。
ミオペタウリスタ属は絶滅したグループだが現代のグループ(ムササビ属)にごく近縁で、体の形もほぼ同じ。そのため長い前足と後足との間に飛膜を持ち、これを広げることでグライダーのように滑空し、樹から樹へと飛び移ることが可能だったとされる。
なおムササビは夜行性で、日が沈んで30分程すると活動をはじめるのでコイツも同じだったと見られる。
もちろん草食性で、木の芽や葉っぱ、木の実などを食べていたようだ。
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