概要
アイトスの英雄。
一人で魔物の大群と渡り合えるほどの実力を持った女剣士(卑弥呼と巴御前を混ぜたような女武者で、草薙剣のような剣を持っている)。
神が魔物の手から救ったアイトスに新たに人々が住み出した時に「ここは我々一族の領土だから余所者は出ていけ」と言って神殿に押し掛けた。「一族の領土を守るため」と言いつつ間接的に現在のアイトスの民の手助けをする羽目になるのだが。
正体は神が不在の時代に魔物に滅ぼされた古代アイトスの民の生き残り(族長)で、体が透けており、周りに幽霊だと疑われているが本人は認めようとしない。
一人称は「われ」、二人称は「ぬし」で古風な喋り方をする。服装は神殿にいるアイトスの民の女性にそっくり。
実は本体はアイトスの地下に囚われており、一族の領土を守るために魔力を吸われ続けて今の姿と化した。
後にその魔力は火山の噴火に利用され、神は広範囲の雨で噴火を沈静化してから、噴火の原因であるサタンの眷属・火炎車退治に赴くことになる。
火山の噴火を止めた後で現アイトス民に「現在の一族の長にもなって欲しい」と頼まれたが、拒否して「ただのミグラナ」となった。