概要
レゴの付属品であるミニフィギュアのうち、腕と足が可動し、上半身と下半身と頭部が付け替えられ、手に小道具等を持たせられるタイプのものを指す。
ミニフィグという名前にピンと来なくても「レゴについている黄色い顔の人形」と言えば何のことかわかる人も多いであろう。
多くのミニフィグの頭部には突起がついており、付属の帽子やウィッグを装着できる。
ライセンス(版権)商品では元のキャラクターに合わせて肌の色が変わっているものもあり、ミッキーマウスやヨーダといった人間以外のミニフィグも多数作られている。
ミニフィグのコレクターも少なからず存在し、ブラインドパッケージ形式のミニフィグ単体の商品も販売されている。
歴史
ミニフィグの原型と言える「レゴファミリー」の人形が登場したのは1974年。こちらはミニフィグよりも大きめで、腕は可動するが脚は可動しない普通のブロックが使われた人形であった。
現在の形のミニフィグが登場したのは1978年。その後年を重ねるごとに風貌や衣装のバリエーションが増えていき、1999年には版権商品のミニフィグが登場。以降スター・ウォーズ、ディズニー、ハリー・ポッターなど多数のキャラクターのミニフィグが現在に至るまで制作されている。
互換品
因みにネットショッピング等でこのミニフィグを探した際に『NARUTO』や『呪術廻戦』等のアニメ作品、『ゼルダの伝説』や『原神』等のゲーム作品のこれらしきフィギュアが検索結果に出る事がある。
しかしこれらは偽物…というかいわゆる互換品に当たるミニフィグそっくりなものである。
レゴの項目でも触れているが、1988年に申請した特許は期限が切れているため各国で互換品が沢山製造されている。このため違法性は無いのだが、本物のレゴと比べるとブロックにハマりにくいという欠点がある。
ただ、そもそもレゴはそのような日本のアニメ作品とコラボしたケースは無いので意匠権・著作権の侵害を指摘する声も少なくない。一方でゲーム作品に関してはコラボ商品も幾つか存在している(『どうぶつの森』など。上記の『ゼルダの伝説』も、後に本物のコラボ商品が発売された)。
pixivでは
様々な版権キャラクターをミニフィグ化したイラストが存在している。