「ミヤです!怨霊と死霊でお困りのときは、私をお呼びください!」
概要
式神を操り悪霊を退治する退魔師で、強い霊力を生まれつき所持している退魔師家系の子孫。
ミヤは汚れたものを排除し世界を浄化するという使命の下に生まれてきた。他の人には見えない存在である幽霊を視認する事ができ、鬼神や妖怪は言葉で諭して成仏させ、強い悪意を持った危険な存在に対しては悪魔払いの儀式を行って退治して成仏させる。
暗い存在を相手にして生きていかなければならない運命だが、誰に対しても親切でいつも明るく気さく、その上腕も確かな退魔師である。
しかし、そんな腕の良い退魔師である彼女にも1つだけ欠点がある…
それは重度のギャンブル中毒だということだ。
ギャンブル中毒
ある事をきっかけにギャンブルに深くのめり込んでおり、すべてを失うことも日常茶飯事となっている。退魔活動の収入を得てもなお、我慢できずに再びギャンブルにつぎ込み、大金を失うと必ず隣で口を挟んでくるとされている霊のせいにしている。
きっかけ
ミヤの家系では大規模な退魔を成功させると喜びを分かち合い、成仏した魂を讃えるためにお祭りを開く伝統がある。大人たちは「全ての物事には確かな締めが必要だ」と言い、この伝統を守ってきたのだが…問題はミヤがこれを楽しみすぎてしまったことだ。
灯火の明かりと花火、そして様々な娯楽があるお祭りは幼き頃のミヤの目と耳、心をも虜にした。
母親に隠れて隣町のお祭りに遊びに行き、そこで出会ったいかさま賭博が彼女が初めて経験したギャンブルだった。偶然ミヤを見つけた近所のおばさんに手を引かれて出るまでに、2勝していたものの6敗を喫しており、家に帰る交通費も無くなる寸前であった。その時のスリルと興奮が忘れられず、こっそり家宝である式神を賭けるほど、ギャンブルにのめり込んでいた。すると、またもや大敗を喫し家の大人たちが操る式神をすべて失ってしまった。世界各地に散らばった式神達を全て見つけ出し、取り戻すまで家に帰ってくるなと言う祖母の命令に従い、ミヤは家を出ることとなった。だが、まだ懲りてはおらず、「一発大きく当てれば式神達を全て取り戻せる 」と思い込んでいるため、ギャンブルを止められていない。
姉
ガデテル日本版2周年記念に実装された英雄、ミケが活躍する浮遊城ノベルにてミヤの姉が登場する。名前は「サヤ」、猫又退治の仕事をミヤに押し付けられ現場に向かった所でミケが猫又と交戦しているのを見つけ彼女に加勢した。
容姿
髪は赤毛のストレートの長髪、その上から和風のヘッドドレスを装着している。
着ている和装束は肩を出したデザインとなっており、腰部分にはしめ縄で大きな鈴がくくり付けられている。腰部分より下は膝上丈のスカート状になっており、靴は足袋の上から底の厚い下駄を使用。
和装束の下には黒いインナーのようなものを着ている事が公式イラストでも確認できる。
動向
短編「ハロウィンの夜」
ハロウィンイベント「ハロウィンの夜」にて登場。浮遊城で開催されているハロウィンパーティーに、お祭り事が好きなミヤももちろん参加しており、懲りずに会場にいる子供達と賭け事をして遊んでいる。しかし当然ギャンブル運が弱いミヤはここでも大敗を喫しており、ちび姫と一緒にパーティーを楽しんでいた主人公にキャンディ(賭け品)を貸してもらうように頼みこむ。当然貸したそのキャンディは主人公の下へと戻ってくる事は無かった…
他にもハロウィンパーティーの裏で暗躍する霊について何か知っているようだが…
その他登場場面
浮遊城特別漫画
浮遊城画面から視聴できる浮遊城特別漫画の、日本版では記念すべき1本目に登場。タイトルは「ポーカーフェイス」。
かんたべりーでいず!
公式4コマ「かんたべりーでいず!」59話に登場。
帰りの交通費を貸して欲しいとミヤが女騎士に頼み込む話。
1周年カウントダウン
ガデテル1周年カウントダウンイラスト①にて登場。緜氏が作画を勤めている。
コミックマーケット100
Kong Studiosの企業ブースにてコスプレで登場。演者は米倉みゆ氏。
余談
彼女は見ても分かる通り日本風キャラクターであり、それを強調するためにイラスト背景の下部には同じく日本風キャラであるラナと日本のゲーム作品のパロディであるマリア、リサ姉妹が一緒に描かれているとの事。
関連イラスト
通常衣装
冬の恋人
新年の着物
温泉めぐり