概要
ミルエダとは、スマホゲーム「IdentityV(第五人格)」のキャラクターである「患者」(エミール)と「心理学者」(エダ・メスマー)の恋人たちを描いた作品につけられるタグである。
エミと略すと医師(エミリー・ダイアー)と被るので「ミルエダ」表記推奨。
エダの方が愛に積極的であるため攻受逆転したエダミルも人気である。
- シーズン17真髄2にて二人同時実装。
- 二人共通の外在特質「絆」は相手の所に猛スピードで走り寄るというもの。ペアで能力が実装されるのは初。
- 実装と同時に二人の出会いを描いたミニイベントが実施され、その報酬は二人でハートを作る専用スタンプとサバイバー共通のエモート投げキス。
- 公式Twitterを運営する庭師は「(エミールと交流は)恐らくまともにできないの…それに近付き過ぎたらエダさんが…」と発言している。
- 公式Twitterにてまず先にエダがリプライに登場。内容からエミールを大事にしていることがわかる。またいわゆる「リア充爆発しろ」的なツイートに対して「邪魔するならどん底になるまで陥れる(意訳)」と冗談で締めくくったがそう発言している。
- 次にエミールもリプライに登場するものちに削除され、それに帰ってきたリプにエダが返事をしている。
- 衣装は必ず二人セットで用意されている。SSR以上の衣装の二人が揃うと特殊エフェクトが発生する。
- グッズ描きおろしイラストには必ず二人そろいの衣装で登場している。
- 映画をモチーフとした演繹の星衣装には悲恋劇の名作「ロミオとジュリエット」が選ばれた。
ストーリー
精神科医の娘として教育されてきたエダは自身も心理学研究者となるべく研究していたが、主流とは異なる催眠療法は周囲に受け入れられず、実験しては失敗を重ねていた。
そんな時、9月29日、研修で訪れたホワイトサンド精神病院で一人の入院患者と出会う。
電気治療を受けても笑みを浮かべ、笛を合図に落ち着くエミールの姿にエダは催眠のインスピレーションを得た。
エミールは貧しい家庭の末子として産まれ、競技場で闘犬と子供が戦う見世物として飼われるようになる。(実はその時期に二人は出会っていた、道端にいた貧困児とパンを施した富裕層の子として)
犬と同様の扱いを受けて生活した後に逃げた、あるいは捨てられたエミールは高熱を発し記憶喪失の状態でホワイトサンド精神病院の「檻」に入院させられることになる。
犬は笛を合図に主人の言う事に従う――エダはそこに着目した。エミールこそ最適な「実験台」だ。
エダが「実験台」としてエミールに接触を図ろうと鎮静薬物の投与量を減らしたことがエミールに変化をもたらす。
エミールが望んでいたのは薬の副作用である悪夢を見なくなることだった。代わりに激しい痛みを耐えなければならないが、エミールは薬よりもエダの笛の音で理性を取り戻すことを望んだのだ。
彼には彼女だけが救いで、彼女だけが彼を救うことができる。
惹かれるようになったエダは彼に1輪の花を贈った。慰めになりますように、と。
エミールはお礼として針金で指輪を作ることにした。狂人に優しくしてくれた感謝の礼として。
互いを必要としあう二人だが、エダの研修期間の終わりが近づき、病院を離れなければならない時が来た。
完全に治したいと決めたエダは脱走計画を立てる、エミールに鉤爪を用意させ、自身は日用品や不動産移譲証明を用意し、10月10日、脱走。
新たな旅立ちとしてエダもエミールに針金の指輪を贈る、二人の薬指には互いが贈った針金の指輪がはまり、医師と患者として、救済者と被救者、そして恋人として手を取り合って逃げ出したのだった。
その後、二人は各地を転々としながら様々な催眠療法を試していった。しかし3年を経ても良くならず症状は悪化していく一方だった。
そんな時一人の男性がエダの元を訪れこう言った「エウリュディケ荘園に行けば最新の治療法を試すことができる」と――。