概要
オーベッド・マーシュの子孫の一部に伝わる伝承ではクトゥルーの右腕、あるいは片腕。または永遠なるムナガラーとも呼ばれる旧支配者の1柱。
触手が生えた肉塊で、露出している内臓と目玉が膨れ上がっているという悍ましい容姿をしているとされる。また、カソグサの落とし子によく似た容姿をしているともされる。
ゴンドワナ大陸しかなかった太古の地球のただ1つの海であるテティス海の支配者で、クトゥルフの名代として君臨していたとされ、人間には崇拝されていないが召喚されるとその前触れとなるシューシュー、ブツブツ、という音、あるいは水気を含んだ何かが身もだえているかのような音とともに現れるという。
ただしこの神に遭遇したり、召喚した場合はその場にいる者たちを即座に潰すか、無理やり触手を体内に侵入さえて体の内部と外側をひっくり返し、最終的にはその肉塊の中へと引き込まれて自身の一部としてしまうので、召喚者は何かしらの方法で防護したり、ムナガラーの視界から隠れなければならない。
ちなみに鈍重そうな見た目に反して素早く動けるため、予め仕込んでおかないと逃げ切る事は不可能であるという。
別名:
テティスの王
むさぼるもの。