概要
ゾス三神の一柱にして、クトゥルフの三番目の子供とされる旧支配者。
同じくクトゥルフとイダー=ヤアーとの間に生まれたガタノソアとイソグサとは兄弟の関係であり、クティーラは彼の妹に当たる。
その存在はルルイエ異本やポナペ経典で言及されており、それによればその姿は恐竜や爬虫類のような頭の付け根に触手の髭が茂っており、地に這いつくばったヒトデの様な4本の平らで血を啜る腕を持ったトウモロコシの様な円錐の巨大な体を持つとされる。
また、ゾス=オムモグは水棲していると知られており、移動方法について言及はされていないが、一説にはイスの偉大なる種族と同様にナメクジのような足があるのではないかといわれているという。
現在は旧神たちによってポナペ島やルルイエの近くにある海溝に封印され、兄のイソグサ同様にウッブやユッガスに奉仕されているとされているほか、自らを模した彫像に意思を込めてこれらを用いて人々に自身の意思を夢を通じて語り掛けているが、その1つはサンポーン海洋考古学研究所で破壊されてしまったらしい。
別名
深みに棲まうもの