「メキシコ大地震」と日本の報道機関に呼称されるのは主に下記。
- 1985年9月19日発生 バルサス川河口沖震源
- 2017年9月7日発生 テワンテペク湾震源
- 2017年9月19日発生 メキシコプエブラの南を震源
本記事では、2017年に連続発生した2つの大地震について述べる。
2017年9月7日発生(チアパス地震)
チアパス州ピヒヒアパンの沖約87km南のテワンテペクで現地時間の23時49分に発生。
M8.2の大規模な震災であった。
死者数は90人以上。
2017年9月19日地震(プエブラ地震)
現地時間2017年9月19日13:14にメキシコプエブラの南約55kmで発生、M7,1。
(偶然なことに、32年前の災いと同じ日付に大地震が起きた。)
上記のチアパス地震のダメージも冷めやらぬ時期の再びの大災害で、首都メキシコシティやプエブラ州、モレロス州で特に被害が大きかった。
平日の昼で学校や会社に出ていた国民が多くメキシコシティの地盤の緩さも手伝い、校舎やビルの倒壊に多数が巻き込まれ、200人以上の死者を出している。
元から治安のよくない地域であったこともあり混乱が続いており、非常事態宣言が出された。