「ここのお茶、飲めば飲むほど苦くなる……」
概要
オープンワールドゲーム『原神』の登場キャラクター。メリュジーヌの1人。
服装から分かる通り「マレショーセ・ファントム」の警察隊員の一人。今の生活に限界を感じているようであり、心身ともに疲弊しているのか「カフェ・リュテス」の前で項垂れている。
フォンテーヌ邸の設備は概ね人間準拠で設定されているため、どうやらそれに馴染めず苦悩している様子。
会話の中で「水の下に行こうかな……」と言い出すが、あくまで転職先としてメロピデ要塞に行こうかと考えているということであり、自◯を考えているわけでは決してない。
ヌヴィレットの伝説任務で触れられた400年前とは異なり人間社会にメリュジーヌが受け入れられるようにはなったものの、メリュジーヌが人間社会で生きていくのは決して簡単ではないことを象徴しているNPCである。
任務での出番
デイリー任務「とにかく一杯飲もう」ではコーヒーを頼む客の1人として登場する。
……なのだが、どうも仕事で何かあったらしく落ち込んでおり、彼女の注文は通常の倍の濃度の「濃縮コーヒー」や、コーヒーの原液を水で割っただけの「明轍のコーヒー」 。しかも、他の客の場合は旅人の入れたコーヒーを褒めてくれるのだが、メンタの場合は
「元気を出さないと……元気を出せ……元気を出すんだ……」
……もはや言動が限界寸前の社畜のそれであり、カフェの店主のアルエも心配するほどである。
人間にしろメリュジーヌにしろフォンテーヌの公務員たちが激務に耐えているのは世界任務やデイリー任務などで度々描かれているが、彼女はその最たる例と言える。
どうか彼女が潰れてしまわないよう祈るばかりである。
またNPCのガルシアに関連した任務「彼の命はそこにある」では、何者かに狙われるガルシアを護る役で登場する。
他にもカフェ・リュテスおよびその周辺で任務が発生した際は、背景とともにメンタが映り込んでしまうことがある。
余談
名前の由来は恐らく、ギリシア神話に登場するコキュートス川のニュムペーである「メンテー」。
ユーザーからは奇しくも「メンタルがやられてしまっているのがメンタ」と覚えられてしまうことも。
彼女の話から、シグウィンが作中のメリュジーヌで最も人間に近しい見た目をしていることを聞くことができる。