「はっ、初めまして!モリドーと申します!」
概要
モリドーとはドールズフロントラインに登場する人物である。
ウルリッヒ主席の専属秘書であり、イベント「二重関数」にてアンジェリアを助けるために派遣され、アンジェリア、ホップスと共にパラデウスを追跡する協力者となる。イベントでは最初の章から登場しアンジェリアとドイツで落ち合う。フルネームはモリドー・フォークト。
容姿
頭の後ろで一つにまとめた黒髪、背丈はアンジェリアより頭一つ分小さい。
秘書のスーツ姿と、眼鏡をかけてラフな格好になった記者に変装している差分がある。
ドルフロ初の秘書キャラとして、プレイヤーからも注目を浴びた。
性格と能力
天真爛漫でフレンドリー、初対面のアンジェリアに親し気にアメを渡すなど楽観的。
人の心の善性を信じることが大好きと語る好印象な秘書さん。
連絡係としてもとても優秀だが体力はなく、東ドイツ独立過激派に襲われた時にはアンジェリアに抱っこされて移動していた。また意外と体重は軽い模様。しかし彼女を抱えた際、アンジェリアは何らかの違和感を感じており…?
来歴
連絡係としてウルリッヒ主席からボディーガードのホップスと共に派遣され、アンジェリアのサポートを行う。もともと主席の専属秘書だったが市内でアンジェリアが自由に行動できるようにサポートメンバーとしてあてがわれた。
Kの本名を知っており、国家安全局にも顔が聞く模様。
おっちょこちょいで愛らしい性格から、Kからは可愛い後輩と言われていた。
関連タグ
以下「二重乱数」のネタバレ注意!
「この腐った世界に意味などありません!」
「アンジェリアさん!現実をよく見てください!そして、腐った旧体制の人間共を捨て、私たちと共に新世界を作り上げましょう!」
本性
その本性はパラデウスの一員にして、ウィリアム直属のスパイ。パラデウスの思想に完全に嵌っており、ヒトの善性を喜びながらもパラデウスの為ならそれを破壊することもいとわないサイコパス。
その狂気的な信仰心から、アンジェリアをもパラデウスに勧誘しようと画策する。
能力
歴戦の軍人であるアンジェリアや、人間観察に長けたK、人を見る目にかけては一級品のウルリッヒ主席すらも欺く卓越した演技力の高さを持つ。なお、その演技は何年間もバレることが無かった。
その上、パラデウスに肉体改造を受けているのかプロの狙撃手が放つ近距離弾を躱すのに十分な速度で移動できる。なお、このとき周りにかなりの国家保安省のエージェントがいたも関わらずその全員が反応できなかった。その上アンジェリアに対してもその力を持って圧倒。義手による高圧力の殴打にも耐えてアンジェリアを組み敷いた。
本来の来歴
ウルリッヒ主席がマーキュラスに襲われたのも、アンジェリアがリオーニの手に落ちたのも彼女のせい。
ウィリアムの直々の命を受け、本物の「モリドー・フォークト」に成り変わる形で接近。秘書として信頼を得ていった(なお「本物のモリドー」はアンジェリアがウルリッヒ主席に会うより前にパラデウスによって殺害されている)。イベント「異性体」での拉致作戦の際には妹であるニモゲンとマーキュラスに指示を出して位置を知らせ、ギルダを攫わせる。なお、このとき起こった反乱軍の蜂起は予想外だったらしく自身はうまく動けなかったらしい。また、二重乱数ではアンジェリアの横に着きながらすきを窺いフローラ植物研究所に連絡を入れてアンジェリアを始末するよう画策。しかしホップスが裏切り(実は彼も別組織「ドイツ独立国民党」という右翼団体のスパイだった)難民と過激派に追われてうまくことが運ばず、作戦が失敗したため本性を明かして強引に襲い掛かってくる。
言わばすべての元凶であるが、彼女自身がパラデウスに仕えたのは最近のことらしくパラデウス本来の闇を理解していない節があった。
でも、それも演技かもしれないのだ…。
余談
そのかわいらしくも、プレイヤーの性癖を刺激する恰好から、ファンアートはR-18の作品がほぼ半数を占めている。
本来の関連タグ
「これ程度で私が仕留められるとでも…?」
TYPE「MORRIDOW」
まさかの新型NYTOだった。
ニモジンやマーキュラスをはるかに超す性能を持ち、次回イベントのラスボスではないかとほのめかされている。
ちなみに名前の由来は、謀略と淫蕩の魔女「MORRIGUN」と暗澹を意味する「SHADOW」から来ている。なお、これは制作陣渾身のネーミングであるとのこと。造語が多いNYTOの名称の中でも敵であることが判明しにくく、かつメッセージ性を入れた名前にしたらしい。陰に潜んで策略で戦場を引っ搔き回す彼女にうってつけの名前である。
『鏡像論』イベントでは
新形態になって登場する。