モンガラカワハギ
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もんがらかわはぎ
モンガラカワハギとは、硬骨魚綱・フグ目・モンガラカワハギ科に属する熱帯性のハギ類の一種。
硬骨魚綱フグ目モンガラカワハギ科に属する熱帯性のハギ類の一種。
英名:トリガーフィッシュ
体長25~60cm。
中部日本以南/インド洋~ガラパゴス諸島等の熱帯から温帯の暖かな浅い海に分布。
体は楕円形で側扁し、硬い板状の鱗に覆われる。尾柄部の鱗には数列に並ぶ小棘がある。第1背びれには3本の棘があり、大きな第1棘を第2棘が支えて固定することができる。英名の「トリガーフィッシュ(「引き金魚」の意)」は、第1背鰭のこの構造に由来する。腹鰭は単一の腰骨の後端にあり、小さく退縮した鰭条とこれを包む変形した鱗から構成される。体色は黒褐色の地に体側腹方に大きな白色円斑が数縦列に並び、第1背鰭の周囲に黄色の網目状模様がある。口は橙色で、目の前方にも橙色の1横帯がある。珊瑚礁に生息し、天敵に襲われると穴に潜り込み、第1背鰭と腹鰭の先端を穴の壁面に押し付けて体を固定させる。
このモンガラカワハギの仲間は、観賞魚として人気である。丈夫で飼いやすい魚である。他の魚と一緒に飼うと攻撃する性質があるので要注意。
ムラサメモンガラ属
- ムラサメモンガラ
- クラカケモンガラ
- タスキモンガラ
- ピカソフィッシュ
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