概要
tetto氏のオリジナル作品。ヤンデレ美少女たちの様々なシチュエーションを描いている。これらのイラストはほぼすべて時間軸が一緒であり、大きく【小学生編】、【高校編】、【大学編】、【社会人編】に分けられる。
そもそもの始まりは、2019年の5月にtetto氏が何となく描いた下記のヤンデレテイストの絵がTwitterで100RTぐらいされたのがきっかけ。
ストーリー
高校2年生の主人公(あなた)は1個下の後輩「宇佐美ウサ」と付き合い始めてから
1か月が経とうとしていた。
しかし、そんな二人の仲をよく思わない女たちがいた。
1年生の頃からなぜかずっと席が隣だった委員長、
自分のことを恋人だと思い込んでいる妹、
そして主人公のことを何でも知っている部活の先輩。
ぞくぞくと登場するヤンデレヒロインたちを前に果たして主人公は何事もなく
後輩彼女と関係を続けていくことができるのか!?(公式サイトより)
登場人物
主人公
高校2年生。1つ下の後輩と交際している。
宇佐美ウサ
CV:太田彩華
6月に転校してきた高校1年生。クラスの女子にいじめられていたところを主人公に助けられたことがきっかけで交際を始める。主人公以外の人間には全く興味がない。
宝田チグサ
cv:太田彩華
全シリーズに登場。高校編では部活の先輩、大学編ではサークルの先輩、そして社会人編では... 主人公やその周囲をサポートしてくれる明るく優しいお姉さん。なのだが...その本性は主人公のためならどんな卑怯な手段もいとわないゲスい人。
有村エリサ
cv:宮村蒼
主人公のクラスの学級委員長。1年の時から主人公の隣の席で、何故か班や係、ネクタイまで主人公と一緒だ。ぱっと見この娘に似ている。3年次の時に転校して主人公のことを諦めていたが、有村クリニックの医院長となり、主人公と再会。彼への思いを再び爆発させる。
アズサ
CV:太田彩華
主人公の義理の妹。主人公の父親の再婚相手の連れ子である。小さい頃のトラウマで不登校気味。主人公(義兄)を異性として見ている節があり、早く大人の女になりたがっている。今のところ彼女メインのエピソードは少ない。
雛見沢ヒナミ
主人公の幼馴染。小学生の時に悪ガキ共にいじめられていたところを主人公に助けられ、彼に好意を持つ。親の都合で引っ越した後、主人公と結ばれたいがために高校1年生にしてアパレル会社を起業。一度破産しかけるも何とか乗り切った。
富崎
主人公の職場の上司。ボーイッシュでツンデレ。仕事一筋で恋愛経験皆無なため、権力で異性を服従させるタイプ。主人公の同僚の女性を理不尽な理由で解雇し、その後彼女自身もクビを言い渡される。かつてはショタコンだったとか。現在ではアパートの大家になった模様。
サブカル(本名不明)
大学の帰りの主人公とすれ違ってから彼の家に居候している少女。関西弁で話す。他人ん家の家の物を壊したり他人のクレカを使ったりして既成事実を作るのが得意(おいおい)。
テンカ
主人公の行き付けの喫茶店の店員でアズサの友人。主人公が上司の嫉妬で来店しなくなったために精神に異常をきたし、主人公を何としてでも手に入れようとする。
ショータ
かつてヒナミをいじめていた悪ガキ。たまたま富崎と知り合い、姉弟同然の関係になる。社会人編では故人。
時系列
元々本作は時間順通りに書かれていない、さらにifのルートも多いので、tetto氏も読者のため数回時系列を整理する。
2022年以降、tetto氏は派生作「見た目地雷系幼馴染」メインのため、最新のバーションは2020年に残るのままですけど、大筋大体整理済みので、十分に参考の価値があります。
人気の秘訣
tetto氏はガジェット通信のインタビューで本作の人気の秘訣を、現代のオタクがヒロインに「愛情深さ」を求めるようになったからだと答えており、恋愛に消極的な、いわゆる草食系男子が増加している時代背景を考えてみると、ヤンデレというのはニーズに合っていたと考えている。
加えて、他のヤンデレものと違ってヤンデレの怖さを薄め、愛情を前面に出したのも人気の要因とのこと。