概要
CV:羽多野渉
一人称は「ボク」で物腰が柔らかい金髪で長身の青年。宇宙服のようなスーツを着用しており、背中に生えた6本のトゲを持ち(これが身体から直接生えているのか、スーツに付いているのかは不明)、ここからレーザーを射出したり、トゲ付きの巨大隕石を召喚できる。
かつてコロッケの父バーグとタロが命懸けで封印したビシソワーズ兄弟の一人。他の兄弟(スズキ、ブーケガルニ、ストロガノフ、ウズラ)に比べても圧倒的な実力を持つ、リーダー的存在。
必殺技は「消去(デリート)プロミネンス」と、「邪神(キング)アンゴルモア」。
その強さたるや、
- 自身をスカウトしようとしたマルゲリータを消去プロミネンスを放ち一瞬で消し飛ばす
- 弱っていたとは言えキャベツのびよーんパンチマグナムを防ぎもせず顔面で受け止める
- リゾットが全身全霊を込めて放った魂キャノンをゼロ距離でやり過ごす、しかも本人は無傷
- 伝説のバンカーであった父バーグをして制御できず、コロッケにとっても今まで誰にも止められたことのなかった最大奥義・ウードンをトゲでいとも簡単に阻止、挙句破壊(デストロイ)アークを放ち彼のヘルメットやハンマーを破壊
と、本作の登場人物の中でも最強レベルであり、ラスボスに相応しいと言える。
与えられた任務を全うすることこそが人生という考えを持ち、そのためならば自分の命がどうなろうとも任務を完遂することだけを考えていた。かつてマッシュ王が滅びゆくマッシュ星から逃げ出した民を皆殺しにしたと知ってもなおその考えを曲げず、説得してきたブーケガルニを用済みとばかりに殺害。このことがコロッケの怒りを買い、威力を増したハンバーグーを食らい満身創痍になりながらも死力で邪神アンゴルモアを放つ。しかし仲間たちの激励を受けたコロッケの渾身のハンバーグーによって打ち砕かれ敗北。
最期はブラック禁貨をコロッケよりも先に見つけるも、レモネードが遺したマッシュ星のバンクであるチェリーにそれを入れてマッシュ星を消滅させ、「命令に背くなんて生まれて初めてだよ」と呟き事切れた。その後、バン王によって生き返った。
BLACK LAVELではコロッケ達との戦いから5年後、宇宙船内に戻り、兄妹たちは将棋などのゲームをしている中、マッシュ星人である自身は地球人の約100倍の寿命を持っている上、最早帰る星も生きる目的も無くなってしまった事に焦燥感を感じていた。
ところが地球上ではバンカー同士による禁貨を巡る争いが激化しすぎた事で、コロッケが最終手段として「この世からバンカー(願いを実行したコロッケ含む)と禁貨を全て抹消する」という願いによって、地球上からバンカーと禁貨は消滅する。
しかし、自身を含む5人とスズキが貯めておいた禁貨はバン王の力の範囲外である宇宙空間に有ったため消滅を免れた。
兄妹たち4人はそのまま地球に移住する事を決意するも、自身は静かに暮らす事を望んでいた事から宇宙船内に残る事となる。
それから500年間は一人で将棋を行いつつ宇宙船内から地球の様子を眺めていたものの、コロッケが争いの火種となるバンカーと禁貨を全て消滅させたにもかかわらず、結局は争いを続ける人間達に憤りを感じた事、並びにスズキが持っていた禁貨を見た事で、「ゲームはやっぱり一人よりみんなでやる方が面白い」という考えから、バン王を召喚。
コロッケ達とその仲間、並びに500年前に消滅させたバンカー達を全て蘇らせる願いを叶えた。
余談
名前の由来となった「湯葉」とは、豆乳を温めた時に生じる膜のことである。
ゲーム「コロッケ!4 バンクの森の守護神」では同名のモブキャラクターが登場している。