解説
CV:林原めぐみ(シリーズ全作共通)
セイバーマリオネットシリーズの2作品『セイバーマリオネットJ』と『セイバーマリオネットR』に登場する、マリオネット(女性型アンドロイドの劇中呼称)。
『J』のライムと『R』のライムは、名前(と声優)が同じだけの別個体であり、容姿も性格も異なっている。
ただし、どちらのライムも、各作品でのメインヒロインである。
詳細は下記の各項目を参照。
SMガールズセイバーマリオネットJのライム
メイン画像。
乙女回路を持つ速度特化型セイバーマリオネット。廃棄されたジャポネス資料館の地下に眠っていた。外見年齢は中学1年生程度で精神は幼いが、銃弾発射を視認した後で回避したり、車をゴミのように薙ぎ倒して走り回るなど戦闘能力は高い。一人称は「ボク」。
精神が幼いせいか、目覚めてすぐ「小樽大好き」と言い、まるで刷り込みを受けた雛鳥のように彼に懐く。ライムにとっては小樽と一緒にいることが当たり前になっていて、小樽を虐める相手には問答無用に鉄拳または蹴りをくらわせる。本気で怒ったライムは小樽でも止められないとされている。あかほりさとる曰く「素直すぎて罪作り」。
他のマリオネットからは変態扱いされている花形に唯一普通に接している(まあ、小樽がらみになると平気で殴るが)。アホ同志通じるものがあったのかもしれない。
原作の最終回では、本編終了から数十年後の老人になった小樽と共に余生を過ごしていた。
後の世界では女性復活を成し遂げた「英雄マリオネット」の1体として語り継がれている。
キャラクタースペック
形式番号 | JSM-01R |
---|---|
身長 | 155cm |
体重 | 45kg |
スリーサイズ | B83:W55:H85 |
作戦行動半径 | 制限なし |
センサー有効半径 | 最大90Km:出力6800hp |
SMガールズセイバーマリオネットRのライム
上画像における中央の娘
ジュニアの従者となるセイバーマリオネットの1体。フェイスシリーズマリオネットのラストナンバーで、上記された英雄マリオネットの「ライム」よりその名を冠された。
ロマーナで行われた「セイバーマリオネット格闘大会」において優勝する栄冠に輝く。(ただし「試合形式」の上「乙女回路のアクセラレータ能力」という「スペック頼み」の優勝であったため、実践において強いかといわれた場合には後述の通りである)
先代ライム同様にスピードとパワーをもって相手を翻弄するタイプのマリオネットであるが、いかんせん生まれたばかりのために攻撃が素直すぎ、先読みを行う相手には簡単に手玉に取られる。そのため姉妹機ともいえるフェイスシリーズのセクサドールズの1体であるエッジには初戦においてはアッサリと攻略され、行動不能レベルの壮絶な恐怖を植えつけられる。
のち、ブラッドベリーとの特訓を介してフェイントや虚脱・読み合いを利用する「戦いの基礎」や「乙女回路を持つマリオネット」に共通する「愛を力に変える事」を学ぶ。そしてフェイス一派との戦いの中で散っていったチェリーおよびブラッドベリーへの親愛と思い出を糧に無敵状態となりエッジに勝つも、そのまま暴走する。が、ジュニアの存在によって暴走から復帰する。
『J』のライムに比べて、さらに幼い。黒い髪を赤いカチューシャで纏めている。主人公のジュニアを親のように慕う。
Pixivでは
OVAのみの展開であった『R』に比べ、テレビアニメ化もした『J』の方が知名度が高いため、Pixivでも『J』のイラストが多い。
関連イラスト
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