概要
改造ポケモンの傑作ポケットモンスター アルタイル/シリウスに登場するポケモン。続編のベガにも登場する。
マネキンのような顔にお腹には目と舌、筆のような尻尾というなんとも表現しづらい見た目をしたポケモン。
なお顔の部分はラクガキで、腹の目と舌が本当の顔である。
無進化ポケモンであり、野生でしか手に入らない。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
70 | 30 | 45 | 30 | 35 | 65 |
HPと素早さがすこしあるくらいで全体的に低種族値。合計しても275しかない。
しかしこのポケモンのウリはドーブル同様「スケッチ」で、敵対したポケモンの技を覚えさせることより、ほぼ全てのポケモンのわざを使用することが出来ること。
技もドーブル同様レベルアップで覚えるのは全てスケッチである。
ドーブルと比べると種族値合計は上だが、素早さが低く先手を取りづらい。基本的にドーブルは変化技主体で戦うため、素早さの一点だけで総合的にはむしろ劣る。
差別点はタマゴグループで、陸上のほかに人型も持っている。技の引き継ぎではこちらが便利といえる。
ターナーのラクチャン
ベガのラスボス、ターナーが使う特殊なラクチャン。
見た目は通常のラクチャンが頭にシルクハット、胴体(顔)に服を着込み、尻尾の筆をムチのように持っており、何処となくモスギスの様な姿をしている。
メイン画像にもなっている通り、特殊個体でありながらむしろこちらの方が有名である。
ターナーの使うコピーポケモン軍団の中でこの個体のみこのような姿になっている理由は作中でも語られていない。色々と謎が多いポケモンである。
性能
タイプ | 悪・ゴースト |
---|---|
とくせい | ヨガパワー |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
85 | 184 | 73 | 51 | 96 | 157 |
特徴はその圧倒的な強さ。
タイプがミカルゲ同様のあく・ゴーストに変更され、フェアリータイプが存在しないため弱点がない。
さらに攻撃種族値が184と暴力的なまでに高く、これにヨガパワーによる2倍補正が加わったぶちこわす(威力120の悪物理技)は破滅的な威力となる。
さらに悪・鋼対策のとびひざげり、先制技しんそく、一撃でこちらを落とせない場合に使うおにびと、厄介な技を揃えている。
素早さも157と高いが努力値はないため、しっかり努力値を振れば素早さ種族値110以上のレベル100ポケモンなら先制が取れる。
しかししんそくを持っているため、生半可な耐久では返り討ちに遭う。
防御・特防は高くはないがきあいのハチマキを持っており、運が悪ければ何度も耐えられる。
異様に高い種族値に思えるが、このステータスは6V、きそポイントなどを再現したものと推測される。
実際努力値AS振り、プレイヤーにあるバッジ補正1.1倍を考慮して計算すると、
H85-A135-B65-C45-D86-S110と、それなりの数値になる。
対策
素早さ種族値で上回るアスフィアのしゃくねつほうやカモナイツのブレイブバードなら、しんそくを使われなければ先制で倒しに行ける。
しんそくを受けるとアスフィアはともかくカモナイツは耐久に不安があるため、事前に防御を上げるか努力値を振っておきたい。
また技構成の都合上、ぶちこわすのPPを切らせてゴーストタイプを出せば鬼火以外相手の打点がなくなる。無論余程積んでないと耐久型でも薙ぎ倒されるため、げんきのかけら前提の手段である。