「Bell we've got a job to do(ベル、俺たちには使命がある)」
概要
CV | Bruce Thomas(ブルース・トーマス) |
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吹替 | 間宮康弘 |
生年月日 | 1935年2月12日 |
身長 | 183cm |
体重 | 95.2kg |
血液型 | AB型 |
階級 | 秘密特別捜査官 |
『CoD:BOCW』で初登場した新キャラクター。顔の右側にある大きな傷痕とサングラスが特徴のCIAエージェント。
ハドソン曰く「暗いカリスマ性があるアメリカの怪物。」
グリーンベレー出身の元陸軍特殊部隊員であり、主人公であるプレイヤーキャラのベルとはベトナム戦争からの戦友でMACV-SOGに配属されていた。
ロシア語とドイツ語に精通しており、高い諜報技術を持つ。
フランク・ウッズとの任務中にペルセウスの活動を発見したことからハドソンによって招集され、チームを作るように命令を受けた。
彼の顔の傷の由来は「1973年にトラに襲われたから。」「標的の追跡中にビルの屋上から飛び降り、着地には成功したが顔が電柱にぶつかった」等があるが事実かは不明。
本作では主にベルと共に組んで任務を遂行する。
真実(ネタバレあり)
ベルがベトナム戦争に従軍した事実はなく、ベルを洗脳するときに自分の経験をもとに後付けして創作したものである。
そして元々ベルはペルセウスの部下であり、アメリカのMKウルトラ計画によって人体実験を受け、洗脳されていた。
その洗脳のキーワードとして彼は「俺たちには使命がある。」とベルに定期的に言っていたのである。
ハドソンがベルの起用に文句を言っていたのはこれが原因だった。
ベル当人からしてみればアドラーに「勝手に記憶を弄って友人だと思わされ、戦争の記憶まで植え付けられて自分の敵の味方になっていた。」という事実を突きつけられたことになる。
この後の判断はプレイヤー次第であり、アドラーを裏切れば彼とメイソンやウッズたちを殺すorウソがばれて彼に殺されることになり、アメリカは大敗する。が、BO2やマルチプレイヤーに繋がらないため正史ではなくなる。
グッドエンディングの場合は居場所を突き止め、核を爆発させないために共にまた戦うことになる。
しかし、最終的には不必要となったベルを始末することになり、銃を向け合ってエンディングに突入する。
結果は明かされないがこのシーンと後のBO2に登場していないことを考えるとアドラーとベルはここで共倒れになって両方死亡した可能性が高い………
その後の動向
シーズン1
………と思われていたがBOCWマルチプレイヤーのシーズン1トレーラーにて生存していたことが確認され、他のメンバーと共にNova-6の製造者の一人であるかつてクラフチェンコの元でNova-6を製造していたヴィホル・"スティッチ"・クズミンによって報復の危険に晒される。
これはかつてウィーバーがクラフチェンコに目を潰されたことの報復として彼の左目をナイフで刺し、失明させたことが原因であることも明かされた。
そしてシーズン1のラストでスティッチによって捕らえられた。
シーズン2
主にストーリーは彼の救出に向かうNATOたちがメインでストーリーが進行する。
シーズン3
スティッチによってヴェルダンスクに運ばれ、メイソンにドラゴヴィッチが行ったのと同じ洗脳を受けさせ、アドラーにヴェルダンスクで核を使わせる計画が進行している。
シーズン4
ウッズらの活躍によって救出され戦線に復帰するもスティッチの洗脳が残った状態であり、作戦目標であったデータレコーダーを秘匿してしまう。
シーズン5~6
BO1での経験からアドラーが洗脳状態にあると考えたハドソンによって拘束され、彼に呼ばれた洗脳された経験のあるメイソンによって数字の洗脳を解除される。
ヴァンガード・プレシーズン
ついに自身を洗脳したスティッチを追い詰めるも、既にペルセウスが死んでいたことを告げられる。
彼に投降するように命じるが既に自身の役割が終わったことを悟っていたスティッチは死を選び、アドラーに射殺される。
その後ヴェルダンスクの地下にあるナチスの地下壕にて遭遇した退役軍人ガーバー・ブッチャーが創立した『世界初の多国籍特殊部隊』ヴァンガードに纏わる話を聴くことになる。
Warzone3.0
シーズン4のウルジクスタンマップにて彼が合衆国内で「国家の敵」として指名手配されていることが確認できる手配書が貼られている。何故追われる身になったのかは現時点では不明。
(スティッチから受けた洗脳がまだ燻っていたのだろうか?)
BO6では
1989年にウッズの身に起きた一件以降、『メネンデスのスパイだったのでは?』という疑惑をかけられてしまい、失踪。しかし実際にはハドソン(BO2にて死亡)から生前に『CIA内に潜入したある組織(パンテオン)』の噂を聞き、その調査を独自に行っていた事が判明する。
マルチプレイヤー
キルストリークを使って敵を10キルすることで解除される。
ゲームが下手でも今作は死んでもストリークが継続されるうえ、使用スコアが低い「コンバットボウ」や「RC-XD」でキルを取る(ハードルが高くなるが、「ウォーマシン」を狙ってみるのも一つの手である)。か、ケアパッケージからビギナーズラックでガンシップを出せば簡単に解除することができる。祈ろう。
BOCWで解除することでWARZONEでオペレーターとして使用可能になる。
CoD:Mobile
ゲーム内で閲覧できるアメコミのシーズン11から登場。
MWシリーズのキャラであるプライス大尉と組んでいる。
とは言っても、老齢であるため、前線を退き指示を出す指令塔として活躍している。
プライス大尉が他のキャラに「お前らが赤ん坊の時から前線で戦っている。」と紹介しており、レズノフが自身の事を103歳と言っていたことで計算すると漫画での時代は2016年であり、それで換算すると彼の年齢はMobileの時点では79歳で存命である。
余談
- 容姿のモデルはおそらく80年代の冷戦映画で活躍した名優ロバート・レッドフォード。特に彼が主演を務めた2001年の映画「スパイ・ゲーム」からの影響が強く見られ、同作でブラッド・ピットが演じたトム・ビショップの要素も組み込まれている。
- プレイヤーによって評価が二分するキャラであり、BOCW以前のBOシリーズをプレイせず、尚且つベルに感情移入していたプレイヤーは嫌いというプレイヤーも少なくない。
- シーズン1でアドラーの生存が確定し、「銃を向け合った結果アドラーが勝利した。」もしくは「銃を向け合ったものの、互いに引き金を引くことはなく、ベルを見逃した。」もしくは「互いに負傷こそしたが死ななかった。」可能性がある。
- またマルチプレイヤーに登場するストーンはベルと同一人物であるという説があり、BO6への登場も決定しているためもしかすると答え合わせができるかもしれない。
- ベトナム戦争に対してトラウマを持っているようで本人は10年ほど苦しんでいると吐露している。
- 海外でマウンテンデューとCoDのコラボが行われた際、彼が戦場の中を悠々とGame Fuelを飲みながら歩くCMがある。