概要
CV:飛田展男
ヴェゼン・シティ屈指の商人。白髪の混じった黒髪。先代の頃はヴェゼン・シティ随一の商家で、彼の代で業績が後退。街の住人からは「商才は無いが気のいい人」と好意的に見られ評判は良い。
だが、裏では「ズーマ」と名乗り暗殺者をやっている。元々は妻を殺した盗賊を探し出すために裏の世界に入り信用を得るため暗殺者となったが、敵の盗賊たちの何人かは竜殺しの呪文を使う魔道士に殺され仇を討てなかったことからその魔道士を殺すことで復讐が完遂されると考えるようになる。そのためリナを怨んでおり依頼人の死後も付けねらうが、そのことをおくびにも出さず、あくまでプロとして振舞っており、リナからはプロ根性で狙い続けていると思われている。
かなりの実力者で、「暗殺者の中の暗殺者(アサシン・オブ・アサッシンズ)」の通り名で知られ、ナーガやアメリアも知っているほど知名度も高い。あくまで自らの手で相手を殺す事にこだわりを持ち、呪文も補助的。
スレイヤーズREVOLUTIONでアニメ初登場。こちらはプロ根性がなくなり、完全に私怨でリナを狙い続けている。
原作とアニメでは関わった人物や出来事に違いはあれど、リナを付け狙うものの返り討ちに遭って両腕を失い、魔族と融合することで両腕を取り戻し、表の顔のラドックとして命を狙われているふりをしてリナ達を雇い、決着をつけようとするという大筋は共通している。
しかし、その末路は対照的であり、原作ではリナに勝つと息子のアベルを殺さなければならなくなり敗北したのに対し、アニメではアベルを手にかけてしまった挙げ句にゼロスに滅ぼされる最期を遂げた。