概要
主人公のリナ=インバースの姉。
リナから「郷里(くに)の姉ちゃん」として逸話が語られるのみで、本編には関わらないキャラクター。
リナよりも実力は圧倒的に上で、彼女が唯一恐れる人物にして生涯の目標でもある。
ということで、冒険を共にしているリナとアメリアは共に妹キャラということになる。
性格は物静かで丁寧だが、言動はどこかエグい。
作者によれば、刑事コロンボの「うちのカミさん」のような事がしたかったらしい。
なので、そちらと同じく作中には登場しない。
作中で顔が明確になっておらず、髪の毛で目元が隠されて見えない。
pixivではゼロスと一緒に描かれたイラストが多い。
元・主人公
『スレイヤーズ』の構想段階では彼女が主人公を務める予定だった。
しかし、執筆前に『美少女戦士セーラームーン』が連載を開始。
そこに「ルナ」という名前のメインキャラクターが登場するため、名前が被らないよう妹のリナが主人公になったという経緯がある。
なお、名前の由来は作者が月を見るのが好きだったからとのこと。
赤の竜神の騎士
赤眼の魔王シャブラニグドゥ(全盛期)と相打ちになった赤竜神(フレアドラゴン)スィーフィードという神の力と意識の一部を宿しており、「赤の竜神の騎士」(スィーフィード・ナイト)と呼ばれる規格外の人物。
そのため、実力はリナ以上。獣王ゼラス=メタリオム配下の獣神官ゼロスとほぼ互角か少し上ぐらいで、獣神官ゼロス以外の腹心直属の部下(○将軍、○神官)よりは格上。獣王ゼラス=メタリオムらシャブラニグドゥの五人の腹心には太刀打ちできない。(純粋な戦闘力ではリナはゼロスを下回る。ゼロス達はリナを利用するために泳がせていたに過ぎない)。
しかし本人は魔族と戦う素振りは見せず、ゼフィーリアにある「リアランサー」という喫茶店でウェイトレスをしている。
問答無用で強い理不尽な実力を持つ。竜神官すら笑いながらどつき倒せるという。
伝説上では赤の竜神は「赤竜の剣」という武器を持っていたとされており、一説には現在は赤の竜神の騎士が持っていると噂されたりすることもあるが、ルナは持っていない。
実は赤の竜神がそんな剣を持っていたことはなく、伝説に事実とは異なる内容が含まれてるだけで実在しないという設定。
逸話
- 細い腕で平気な顔をしてバスタード・ソードをぶん回す。
- 包丁一本で雷撃竜を仕留めた。
- 爆圧を受け身で凌ぎきる。
- 竜破斬を普通の剣で斬ったりあっさりかわしたりする。
- 純魔族を麺棒だかすりこぎだかでどつき回した。
- 今まで何人もの腕自慢達が、果敢にルナに挑戦し、自信やら頭蓋骨やらをへこまされてきた。