概要
ルジャーナ領主であるボルジャーノ公の末娘。
グエン・サード・ラインフォードの婚約者で第1話に1カットだけ既に登場していたが本格的に登場したのは13話辺りである。性格は好奇心旺盛で社交的。その社交性の高さは、地球出身者を野蛮人と見下し、会うことすらおぞましいと考えていたアグリッパ・メンテナーでさえ「自分と同じく高貴なる者」と共感させ認めさせるほど。
冷静な面も持つ。後に終盤ではルジャーナ・ミリシャを率いて自ら前線で指揮を執るなど、驚く程の行動力を見せた。
当初はグエンに媚びるような素振りも見せ、グエンに遠慮なく意見するキエル・ハイム(実はディアナ本人と入れ替わっていた)を山掘りの娘と侮ったり、嫌がらせ同然で野戦病院の仕事を紹介した事もあった。しかし婚約者として彼に接している訳ではなく、その器量を認めている。また、彼がギンガナム側に付いて地球へ降りても感情的になるような事はないほど冷静であった。またキエルがディアナと入れ替わっていた事を知るとその胆力を認め、敬語を使うキエルに、お互いに呼び捨てで呼び合う仲となるよう促した。
最終決戦ではロランやディアナたちに味方してディアナ・カウンターとアメリア各領との同盟結成にも一役買う。
漫画版では「たしなみ」と称して射撃の腕前も達者で、敵の拳銃だけを撃ち抜くほどの腕前を見せている。