みんないつか病気か事故で死ぬ
どんな人間だろうとね
概要
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第9部『The JOJOLands』に登場するキャラクター。HOWLER社に関係している11歳の少女であり、スタンド使い。HOWLER所有地のDEED原本にスタンドを仕込み、接触してきた人物を排除する役割を担っている。
頭を包み込むような三つ編みと肩の長さまでそろった髪に、模様が重なったワンピースを着ている。
人形や髪飾りなど欲しいと思ったものは絶対に手に入れないと癇癪を起こして喚いたり、水はサンペレグリノしか飲まないなどわがままで子供っぽい描写がなされている。一方で、大人を上回る冷静さで鋭く的確に場を判断したり、どんな人間だろうと、父親も母親も兄弟も友達もいつか事故や病気で死ぬという達観した考えを持っているなどの二面性がみられる。
ボビー・ジーンとペアで行動している。ハウラーから直接溶岩の回収を命じられるなど、信頼はボビーより高い様子で、ボビーに指示を出す場面がみられる。一方でボビーのことは気に入っており、養子にしてほしいと懇願する描写もある。
スタンド「バグス・グルーヴ」
極小のヴィジョンを持つ群体型かつ遠隔自動操縦のスタンド。特定の物にあらかじめ仕掛け、それに触れた者の体内に侵入して病気を引き起こす。詳しくは個別記事へ。
作中での活躍
VS.ジョディオチーム
土地登記所に保管されているDEED原本を閲覧した人物を確認する為、ボビー・ジーン捜査官とペアで登記所警備室を訪れる。ボビーが監視カメラの映像を確認する最中、自身が突如負傷(鼻から出血)したことにより、閲覧者がスタンド使いであること、そしてバグス・グルーヴの一体が攻略されたことに気付く。
登記所を後にしたルルは、閲覧者たちが仲間を治療するために病院のMRIに向かったとあたりを付け、ボビーと病院へ向かう。そこで空き部屋にいるジョディオチームと遭遇し、ドラゴナの髪飾りから一行が閲覧者の正体だと見破った。同時にハウラーからルルへ電話がかかり、ジョディオチームの始末、そしてチームが持っている溶岩の回収を命じられる(この際、溶岩の回収はボビーではなくルルが直々に行うようハウラーから指示されている)。
チームの始末許可を受け、直接始末するのはボビーに任せ、それをサポートする形で立ち回る。ボビーと戦うジョディオの体内にバグス・グルーヴを侵入させ、あと一歩のところまで追い込む。しかしジョディオとの一騎打ちでボビーが溶岩を引き渡す取引を持ちかけ隙が生まれたために、天井から滴り落ちた『ノーヴェンバー・レイン』の水滴に脳天を貫かれて死亡、それを目撃していたルルは泣き崩れ戦意喪失しスタンド能力を解除した。皮肉にも、自身がボビーに溶岩の存在を伝えてしまったことが原因の敗北であった。
敗北後
半ば強引にチームのアジトまで同行させられ、ハウラーに関する情報をチームに話す。